goo blog サービス終了のお知らせ 

loglog

ひっそり更新。

450 鳥取砂丘を撮り歩く

2010-02-12 01:50:52 | 写真
鳥取県で写真を撮ると言うならば、一度はチャレンジして
おきたい場所がある。それは、砂の大地”鳥取砂丘”。
最近gottachanもよく早朝に車を走らせる。


朝は寒いこの時期。路面凍結する場所があちこちにあり
運転は容易ではない。しかし、それでも車を走らせるのは、
この時期に拘る理由があるからだ。


「ここには、冬の早朝しか見る事ができない貴重な”芸術”がある」




そう思ったのは、とある病院の壁に飾ってあった一枚の写真。
gottachanはその写真にとても魅力を感じていた。


その写真は立派な額に飾ってあるわけでも、手入れが行き届いている
様子もない。だが、それでもその写真に引き寄せられたのは、
おそらく自然の美を切り取った瞬間をあたかも当事者のように感じ取れた
からであろう。その風景は、雪化粧した砂丘の風紋。白い風紋がけだるい
朝日に照らされ浮かび上がっている様だった。






時に写真は、作品として見る人にアピールするも「あっ、綺麗だな」で
スルーされるというジレンマがある。


例えば、
絵画は作品を”画家の世界感”というフィルターを通して鑑賞するが、
写真は、撮影者の目を通して感じたものを作品とする。
それは、悪く言えば鑑賞する側にとって"見慣れた光景"であったりする。
見慣れた光景はフィルターとして機能せず、また条件さえ揃えば自分の
目でも”見る”事が可能な為、作品として評価されにくいのだと思う。





しかし。その一枚を撮るまでの条件を揃える事も写真家の役目。
写真を撮る前に作品作りは始まっているのだ。

というワケで、砂丘の風紋(雪化粧ver.)を撮影する条件として
何が必要か、自分なりに考えてみた。

①風紋→風が強い(風速5m前後)
②雪化粧→積雪がある
③朝日→日の出

最低この3個の条件が揃わないと撮影すらできないと考え、
前日雪が多く降った日の早朝に砂丘へ足を運んだ。



午前7時。平日の早朝とあって、人がいない


当然リフトも停止中


寒さで砂が固まっている様子


一面銀世界・・じゃないなコレ。。


そもそも太陽もう出てるし


ラクダさんも悪天候の為
お休みの様子



寒い寒い寒いっ→ダッシュ


そして駐車場に戻ってから雪が降ると



どうやら気温の低さ>風の強さだと砂が固まり風紋ができない様子。
また日本海に面した砂丘は、雪が解けるのも早いらしい。




予想以上に厳しい鳥取砂丘の風紋(雪化粧ver.)の撮影。果たして
今冬中にシャッターを切る事ができるのだろうか?



おまけ:ロケハン時の風紋
(ノーマルver.)


<参照>
鳥取雑学本舗
鳥取砂丘事務所

428 サルでもわかるデジカメ簡単撮影術-調整編-

2009-12-28 23:46:10 | 写真

ボタンひとつで世界が変わる

デジカメのメニュー調整は意外と簡単であり、かつ効果は抜群である。
カメラ独自の新機能とかは置いといて、まずは調整する事から
学びましょう。下記3点だけやっとけば問題無し!


①露出補正を調整する
露出補正とは、単純に明るさ調整だと思うべし。
液晶モニターを見て「暗いな」と思えばプラスにすればヨシ。
逆に「明るいな」と思えばマイナスにすればヨシ。


左・・暗すぎるので+に補正すべし 中央・・適正 右・・明るすぎるので-に補正すべし


②ホワイトバランスを調整する
ホワイトバランスとは、単純に撮影場所の光の種類を選択する事
だと思うべし。
屋外であれば「晴天」か「曇天」を選べばヨシ。
屋内であれば「電球」か「蛍光灯」を選べばヨシ。



上段左:晴天 上段右:曇天 下段左:電球 下段右:蛍光灯。設定で色味が異なる

③ISO感度を調整する
ISO感度とは、フラッシュを使わずに撮影する最終手段だと思うべし。
暗ければISO感度を上げればヨシ。
明るければ最低値にすればヨシ。





どのカメラでも十字キーやメニューボタンを押す事で設定が
調整できるようになる。イメージ通り写らないからって、
安易にフラッシュを使う事から卒業すべしっ!

カメラ任せから自分まかせへ移行する事で、カメラはあなたの
無限大な想像力を具体化する、最強の武器となる事でしょう~

375 loglog勉強会 機種選び

2009-10-21 22:03:04 | 写真
 デジイチ真っ盛りなこの秋。パナからはコンパクト機と
変わらない大きさの一眼レフが出たり、ハイビジョン
ムービーが撮れたり。。選択肢が沢山あるのは嬉しいことだが、
どの機種が自分にあっているか迷うトコロ。



そんな声を見越してか、各メーカーから”エントリーモデル”
なる物が発売中。これは初めてデジイチを購入する人用に、

・低価格で
・扱いやすく
・小型であるもの

に特化した入門機を差す。それらを基準に、ひとつ上のモデル
(又は下のモデル)と機能、値段を比較し、自分にあったものを
探すのが賢い買い方。


例えば、
①モデルが違うと何が違うのか見分ける
②機能の有無の場合、機能がどういうものか調べる
③その機能が自分に必要なものか判断する
最後に、値段の差がその機能の必要性に見合っているか判断する
*スペックの場合も同様


という訳でgottachanが買う場合、どの機種が適しているか
シミュレート!ゴーッ!

使ったサイトはココ↓
価格.com

今回、メーカーは幅広いレンズが用意されている”ニコン”を選択。
エントリーモデルはD5000、上位モデルはD90の様子。



エントリーモデルであるD5000

上位モデルであるD90


①モデルが違うと何が違うのか見分ける
上位モデルのD90がD5000と異なる点は
・液晶モニターの大きさ(+0.3インチ)
・液晶モニターの画素数(+69万画素)
・バリアングルの有無(D90には無し)
・表示パネルの有無(D5000には無し)
・ファインダー方式(D90はペンタプリズム)
・ファインダー視野角(+1度)
・ファインダー倍率(+0.16)
・大きさ(幅+5高さ-1奥行き-3mm)
・重さ(+60kg)
・シーンモードの種類(-14)
・連写速度(+0.5コマ/秒)
・サブコマンドダイヤルの有無(D90のみ有)
・フォーカスポイントの識別(D90は赤色に発光)
・AFモーターの有無(D90は内蔵)


②機能の有無の場合、機能がどういうものか調べる
・サブコマンドダイヤルの有無(D90のみ有)
コマンドダイヤルとは、露出や各種設定値を調節できる
ダイヤルの事。メインは後ろについており、上位機種で
あるD90はサブ用として、もう1個前にもついている。

・フォーカスポイントの識別(D90は赤色に発光)
オートフォーカスを行うと、どこにピントがあったか
わかるのがフォーカスポイント。D90ではピントが合うと
その場所が赤色に点灯、より見やすくなっている。

・オートフォーカスモーターの有無(D90は内蔵)
モーターが内蔵されていないD5000に対し、D90は
本体内蔵。その為、様々なレンズが使用可能。


③その機能が自分に必要なものか判断する
コマンドダイヤルは1個あればそれで事足りる筈。
サブはあくまで”あったら便利”な位置づけだと思うので
無くても問題無し。オートフォーカスの識別は格好いい。
捨てがたいトコロ。

そしてオートフォーカスモーターの問題。オートフォーカスを
頻繁に使う人にはかなり耳が痛い内容。割高なモーター内蔵の
レンズを買う他なくからだ。


まぁ、オートフォーカス使う事はめったに無いgottachanには
別に問題無し。
現在の価格差は57600円。オートフォーカスの識別だけに
その金額を払えないので、D5000に決定!




・・といった流れ。そして実際に買うかどうかは謎。


価格.com D5000購入ページ
価格.com D90購入ページ






「・・・ゴクリッ。」

374 loglog勉強会 デジイチとは

2009-10-20 19:41:29 | 写真
秋本番。

キヤノン・ニコン・ソニーなどカメラメーカーが
こぞってキャンペーン中であるデジタル一眼レフカメラ、
通称”デジイチ”。


普通のデジカメと何が違うのー?って聞かれて

「画素数が高いからキレイ」とか

「レンズが交換できるから幅広く写真を楽しめるよ」とか

教えていたのも過去の話。いまやコンパクトデジカメでも
画素が1000万画素オーバーが当たり前。背景ボケもボタン
ひとつで可能な機種、超広学写真が楽しめる機種まであり、
一眼レフである必要性は薄れている今日この頃。


ココでひとつの疑問が浮かぶ。

今、あえて値段が高い一眼レフを選ぶ理由は何なのよ?と。

答えを探すため、現物を見て・触って・参考書を買って帰った。
結果として、デジイチのメリットは大きく分けて3個。


①撮像素子が大きいため高画質

デジイチはコンパクト機に比べ光を受け取る量が大きい為、
同じ画素数でも正確な色合いと階調を表現できる。さらに
ノイズが少ない

これが”デジイチはキレイ”と言われる由縁らしい。


②処理速度が早い
わずかなスペース間で様々な働きを撮像素子で賄っている
コンパクト機とは違い、それぞれ独立したセンサーが組み
込まれている為、起動時間・オートフォーカス等の処理速度が
段違いに早い。

展示品のデジイチは、スイッチをオンに入れた瞬間から
写真が撮れた。これはシャッターチャンスに強い。


③設定が幅広く自由度が高い。
また、拡張性がある

マニュアル機能が存在するコンパクト機でも、設定できる
数値はデジイチに及ばない。設定が広範囲から選択ができる
という事は、それだけ写真の幅が広がるという事。

例えば、F値がMAX8.0だったコンパクト機に対し、デジイチは
MAX32。単純に4倍表現の幅が広がる計算になる。

また、レンズだけでなくストロボも好きなものに変更可能。


次に、デジイチのデメリットを3個ほど。
①本体が高い(7万円~)
②レンズも高い(3万円~)
③デカくて携帯性が悪い(当然だが持ち運びが不便)


最後に、コンパクト機よりデジイチが向いている人は
写真を楽しむ>お金を惜しむ人。忙しい事を理由に
買って放置するような人で無い限り、高い金を出す価値は
あるし、十分もとは取れる筈。



お次は機種選び。。

259 春のおとずれ。

2009-03-22 23:28:09 | 写真
春の到来を感じさせる、菜の花。さっそく密集地に入り
パシャパシャ。

大きな道が通った河川敷に群生中


久々ワイコンでの一枚




露出オーバーってマス


時折吹く風で、「おおぅ」ってなる菜の花A




本日のベストショット




またまた「おおぅ」な、菜の花B




平和だなー


おろしたてのチノパンが一日で花粉だらけになった事に
気付いたのは、全て撮り終えた後だったとさ。



お後がよろしいようでっ(テケテンッ♪)

137 漁り火の集い

2008-10-05 19:16:30 | 写真
 毎日見てるハズの漁り火。新聞掲載の写真を
見るや、突如鳥取砂丘へタントを運ぶ。今日は
休日、まったり写真を撮ろう。イェイ。
本日はレポート方式でお送りします。


クルマから見た図。原油高につき、絶滅が危ぶまれた風景。
復活してよかった=3










①やってきました鳥取砂丘。
休みだからか、多くの人が来てたみたい




②しばらくすると第一漁り火ハッケン。
UFOみたくチラチカはしない



③遮る建物も無く、簡単に綺麗な風景が
撮れるのも砂丘の魅力



④誰かが避けて歩いた松ぼっくり


⑤飛行機雲ぎゅーん


⑥アップで激写。何か、なつかスィー


⑦飛行機雲に夢中になっている内に
漁り火大量発生



⑧だんだん暗く


⑨そして夜に。有名なのがこの夜の風景。
実際は三脚無いとキツイ(TT;)




鳥取の白イカは刺身で食べると最高に美味しいです。
イカ釣り漁船の皆様、色々大変ですが頑張って下さい。