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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

もうすぐ

2010年04月10日 | 小山卓治
小山卓治の〈もうすぐ〉

Passingの〈もうすぐ〉よりも

Naked Eyes'08の〈もうすぐ〉が好き。

そして、iNG!RED盤のそれはもっともっといい。

20代の小山卓治の声は当たり前だけど若くて、

そして、ちょっと甘ったるい。

その「もうすぐだからね・・・」はどこか甘い蜜のささやきのようでもある。

だから、どこか不安にかられる。

“きっと”の向こうには本当に確かなものは何もない。


今の彼がささやく「もうすぐだからね・・・」には

何か安心できるものがある。

“きっと”の向こうには心をすっぽりと包んでくれる

そんな場所がある

そんな気がする。



   もうすぐ

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   長すぎたパーティーの幕が降ろされ
   おしゃべりな夜が急に黙りこむ
   君は俺のジャケットにすっぽりくるまって
   俺が歩き始めるのをじっと待ってる

   遠い所まで2人 歩くことになりそうだ
   だけど平気さ 俺達はきっと少しずつ近づいている
   もうすぐだからね
   もうすぐだからね

   かたくなに口を閉ざす君の手を取って
   俺はつぶやいた だいじょうぶさ
   何かひとつ望むたび痛めつけられた
   俺達もうガキじゃない 多分ね

   1番素敵な君をもいちど見せてくれないか
   こんな夜もあったねなんて笑える時が来るはずさ
   もうすぐだからね
   もうすぐだからね

   君が目を覚ましたのに俺は気づかずに
   明け方の空でたち止まる
   大きくなったらきっと思いだすんだよ
   君に歌ってあげたメロディを

   遠い夢が1度だけ俺達にほほえんだ
   ずいぶん昔のことだけど忘れてしまうほどじゃない
   もうすぐだからね
   もうすぐだからね

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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まったく同じ (エル)
2010-04-12 08:39:27
お邪魔します。
いつもロムさせて頂いてます。
pikakeさんのコメントは
いつも素敵で
その上、激しく同意!なんです。
今回も
「今の彼がささやく「もうすぐだからね・・・」には
何か安心できるものがある」
に、うなずきます。

まるで一つの詩のようなコメント
楽しみにしております。
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Unknown (pikake)
2010-04-12 14:17:43
エルさん

ありがとうございます。
時々コトバに詰って
パソコンの画面に向かって
意識が凍り付いてしまいます。

若い頃って
男の「もうすぐ」と
女の「もうすぐ」って微妙に違うって思いました。

若さゆえに
「もうすぐだからね」と言われても
見ている方向が同じでなかったり
二人が共有できる時間の速さが違うと
きっと3番の歌詞のように
すれ違って
全く違う時間の速さの中でお互いを見失って
片方だけの意識が遥か先にいってしまうような
そんな風にも感じられます。

「もうすぐだからね」だけではだめなんですよね。
ちゃんと同じ方向を見ながら
しかも見つめあわないと・・・。

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