RAINの小山卓治
いい曲の流れで泣かされた。
〈西からの便り〉のあとに〈煙突のある街〉
〈ユリエ〉のあとに〈天国のドアノブ〉
子どもは親を選べない。
故郷を選べない。
だから子どもでいる限り
親を捨てることができない。
でもやがてその子どもも大人になっていく過程で
親を捨て
自分の故郷を捨て
外へと向かう。
でも、そう言うのは簡単だけど
実はものすごい葛藤があって
しがらみがあって
怖くて
嫌いで仕方ないくせに
実は愛着があって
そう簡単に捨てられるものじゃない。
そう間単に親や故郷は捨てさせてくれない。
家を出るということは
親を精神的に葬るぐらいの
二度とここには戻らないぐらいの
ものすごい大きな
そして強い
意思と力が必要なのだ。
親不孝者と言われながら
身の程知らずと言われながら
それを振り切って
家を出るって
そう簡単じゃないもの。
ユリエのとった行動は
確かに歪んでいて
病んでいるけれど
たくさんの子どもには
きっと似たような衝動があるだろう。
消してしまいたいとか
憎いとか
そんな衝動を抑えられる絆が
どこかに少しでも残っていたら
ただ家を出るという
人並みの
決心だけで済んだのに。
今夜は
生まれと育ち
親であること
子であること
そしてその先にあるもの
そんなことを
いろいろ考えた
そんなライヴだった。
煙突のある街
詞 真島昌利 曲 真島昌利
アパートの窓を開けると憂鬱な気分になるぜ
薄曇りの空の下に煙突がつき刺さってる
赤と白のストライプで彩られたあの煙突
灰色の工場の壁 スモッグを吐きだしながら
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
工場のベルの合図でこの街は動き始める
あんまり言いたくないけど俺もそこで働いてる
工場の機械の音が俺から耳を奪い取る
時間を殺す場所さ 自分を殺す場所さ
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
この間のストライキで俺は前歯を失った
怒号と血の騒ぎの中 要求は削りとられて
組合幹部の奴らはうまいこと立ち回ってる
下の方の俺達だけいつでも傷を負わされて
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
青い空はもう見えない 白い鳩はもう飛ばない
隣の部屋の学生もひと晩中咳をしてる
煙突のあるこの街で俺達は訴えられた
責任逃れはできない 俺達どこへも行けない
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
この街を流れる河は耐えきれない臭いがする
希望はスモッグの彼方 今にも消えかかりそうさ
hookeさん→鎌田さん→福井さん→
という豪華メンバーリレーの末、
名古屋クアトロでゲット。
もちろん、
その夜、小山さんにサインを頂きましたよ。
愛情いっぱいの
かっちょいいポスターでしたね。
レアコレクションがひとつ増えました。
ありがとうございます。
また、ライヴ会場でお会いしましょう。
こちらこそ
ありがとうございます。
>hookeさん→鎌田さん→福井さん→
>という豪華メンバーリレーの末
ホントに豪華メンバーリレーですね!!
恐縮です・・・。
はい愛情がないとできません。
最後は結構苦しみましたが
愛ゆえに頑張りました・・・。
素人が作ったということで
確かにレア?・・・ですね。
とてもいいスペースだったので
またできるといいなーって思いました。
またお会いしましょうね♪♪