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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

小山卓治 北海道ツアー 2/5 札幌 楽天舎

2012年02月06日 | 小山卓治
晴天の中、室蘭から札幌に向かう。



札幌はすごい積雪で
道路脇の歩道には身長を超える雪の壁が続いていた。



楽天舎の外は入り口もわからないほどの雪で
浅井さんは帰宅早々雪かきに追われていた。
高齢者の一人暮らしのお宅なんかはどうしているのだろうか。
北国に住むのって大変なんだなとつくづく思う。

本日の楽天舎ライヴ
25枚のチケットはSold Outで満員御礼。
3時開場前から店の前にはずらりとファンが並んだ。
地元のファンや小樽や倶知安からのファン
同じ埼玉なのになぜか札幌ライヴでしか会わないKさんや
大阪から出張で来ていたNさんと久しぶりの嬉しい再会。
これだけのオタク揃いでは
今日はきっと違う選曲になるだろうと
密かに楽しみなライヴだった。

3時半開演
今日の一番手は柳川タカシ&木村トモカ(ピアノ)。
〈おやすみ〉、〈ルリラルリラ〉、〈兄〉など
静かに語りかけるようにしっとりと聴かせてくれた。
カバー曲の〈木綿のハンカチーフ〉が
なんともいい感じで新鮮な驚きだった。

4時半からは2番手の鎌田ひろゆき登場。

1. アウトレット
2. 宛名のない手紙
3. その空の真下
4. アシタハレルヤ(新曲)
5. 冬の空
6. 7つの星の下
7. キャラバン
8. 月

〈月〉は今回の旅で毎日唄っているが
詩がとても好き。

  アスファルトのベッドで
  抱き合って 転がって
  あしたも あさっても
  みんなみんなキャンセルして・・・

鎌田ひろゆきの歌の世界は
昨日も書いたけれど
ソロでじっくり、ゆっくり聴くのがいい。
今晩の鎌田ひろゆきは素敵だったな。
新曲もなかなかいい。
彼はどんな風に新曲を作っていくのかな。
今度聴いてみたい。

さて
トリの小山卓治
開演前から歌う曲に悩みながら
譜面をめくっていたけれど
そろそろ決まったころかな・・・
長い長い待ち時間の中
タバコも吸わず頭を抱えているのだろうか。

5時30分
小山卓治のステージがスタート。

1. 気をつけたほうがいいぜ
2. 家族
3. 前夜
4. もうすぐ
5. クリスタルレインドロップ
6. 結晶(ピアノ)
7. 種の歌(生声)
8. 君が本当にほしいもの
9. 最終電車

二人で登場
E1. 序章(鎌田ひろゆき曲)
E2. 傷だらけの天使
E3. いつか河を越えて

さすがにオタクなファンが多い札幌の選曲で
素晴らしいステージだった。

その中でも特に〈家族〉がよかった。

ヴィスコンティ監督作品でアラン・ドロン主演の
「若者のすべて」に心を動かされ
〈家族〉を作ったんだと以前話してくれたことがあった。
レンタルショップにないので、まだ観ていないけれど
今度もう一度さがして観てみたいと聴きながら思った。


   はっきり憶えているよ ええそりゃもうはっきりと
   私に向かって息を切らせておまえ達が飛んでくる
   母さんは陽だまりの中でいつも思いだし笑い
   ひとつあきらめるごとにひとつ思い出が増える


この歌詞の部分では
母と自分、自分と子ども達の
繋がれていくものを想い
泣きたい気持ちがこみ上げてくる。
そして

   だけど家族が助けあうのは当たり前のことだ

では胸がつぶれる思いにかられる。

聴かせてくれてありがとう。
いい夜でした。

さて
明日は時計台ライヴ。
初めましてのたくさんのお客さんの前で
どんな小山卓治が聴けるだろうか?

5~6曲で小山卓治の世界が網羅できるわけでもなく
きっと選曲はまたまた悩むのだろう。

〈種の歌〉の他は〈祈り〉も聴きたい。
〈天使の歌う朝〉もいいな・・・と思ったり。

まあ、明日のお楽しみとしよう!