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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

決意

2010年10月03日 | 小山卓治
「何かを残していかなければならない」

「花を咲かせ、実をつけて、そして種となって次へ・・・」


決意というのか

強い意志が

小山卓治の体全体から発せられた

〈天国のドアノブ〉。

心も体も

身動きもできないほどのパワーで

がっちりと掴まれた、そんな感じだった。

今まで何度も聴いて来て

その度に

いろいろな思いがこみ上げて来て涙が流れた。

でも今夜のそれは

自分への涙ではなく

ひとつの表現に対する畏敬の涙のようなものだった。



   天国のドアノブ


   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   眠れないまま迎えた午前4時 
   あいつのことを思い出す
   朝露に濡れて輝く花びら 
   ベランダのブルーデイジー
   天国のドアノブを回したあいつ
   生き残るって宿題を勝手に残して

   戦争はあいかわらず終わってないし 
   俺のパソコンは調子が悪い
   路上では聴いたことのないリズムで 
   歌い始めてる連中がいるぜ
   あの頃俺たちは若くて愚かだった
   今は若くはなく 愚かなままだ

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   彼女とは最近すれ違い 
   面倒な仕事ばかりが舞いこむ
   昨日のニュースが言ってた 
   また誰かが子供を訳もなく殺したってさ
   遠いけどそこにあるって信じてた
   ちっぽけだけど悪くない未来

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   始発電車の音がする
   2本目の煙草をくわえる
   ズルズルといやな音をたてて
   いつの間にか過ぎていく毎日
   それなりに経験は積んできたのに
   分からないことは余計に増えた
   分かってる 残された時間を
   精一杯生きてくしかないってことだろう
   ちきしょう いい天気だ
   そっちはどうだい 花は咲いてるかい

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   天国のドアノブに手をかける
   天国のドアノブに手をかける
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように