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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

夜を行く

2010年10月13日 | 小山卓治

すれ違いと
かん違いと
見当違いと。

本意なのか
不本意なのか
わからなくなる。

そんなとき
必要なものは

誠意

それだけ。

夜は暗いから
時として前がよく見えない

けれど
朝になってみると
大事なものはすぐ目の前にあるって
わかったりする。

だから
通りを歩くのは夜ではなくて
朝がいい

きっとよく見えるはず。



   夜を行く

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   火曜の朝の街角 古びたギターが捨ててある
   きっとどこかで誰かの青春がひとつ終わったのさ
   このままじゃこれ以上先に進めない

   君はこだわってるんじゃない 君は縛られてるだけ
   臆病風が作りだすギブスのようなたくさんのルール
   ここらでもう1度考えてみたらどうだい

   何が自分をうち負かしたか知るため
   今夜も君は通りをさすらう

   君を操る男が手下に向かってこう言う
   “イライラさせておけばいい
   だけど本気で怒らせるな”
   このままじゃこれ以上先に進めない

   君のこぶしの中には後悔が握りしめてある
   そいつはきっと効くはずさ
   だけど当たったためしがないんだ
   ここらでもう1度考えてみたらどうだい

   何が自分をうち負かしたか知るため
   今夜も君は通りをさすらう

   止むに止まれぬ気持ちで
   浮き足立った体で
   取りつかれてる頭で
   うなされている心で
   歌う笑う怒るそして楽しむ
   yes dig it,yes dig it

   宝石のように見つめられ 男どもをかしずかせ
   憎しみの洗礼を受けて また君は綺麗になるんだ
   このままじゃこれ以上先に進めない

   愛し損なったために君は愛され損なった
   ただで手に入れようなんてちょっと虫がよすぎるぜ
   ここらでもう1度考えてみたらどうだい

   何が自分をうち負かしたか知るため
   今夜も君は通りをさすらう

   君が求める夢には孤独がいつもついてくる
   1人で眠れないのならこの街じゃ暮らせやしないぜ
   このままじゃこれ以上先に進めない

   土曜の夜の街角 君は歩き続ける
   果てしなく続く行進
   途方に暮れる夢の背中
   ここらでもう1度考えてみたらどうだい

   何が自分をうち負かしたか知るため
   今夜も君は通りをさすらう

   止むに止まれぬ気持ちで
   浮き足立った体で
   取りつかれてる頭で
   うなされている心で
   うぬぼれきった目つきで
   浮ついてる腰つきで
   震えるような気分で
   歌う笑う怒るそして楽しむ
   yes dig it,yes dig it

こわれた自転車

2010年10月08日 | 小山卓治

この間の町田Cloveといい

今夜の新宿Naked Loftといい

小山卓治が

輝く瞬間がたくさんあって

それを見届けられることが

とても幸せだと

つくづく思う。


川の流れを聴きながら

涼しい夜風に吹かれながら

川のほとりを歩いて家路に着く。

心に届いた大切な人の灯りが

あちこちで消えていく

それでも川は流れて

夜風は何事もなかったように

頬をなでるのが

何だか悲しい。

悲しいけれど

明日に向かって歩く


明日も同じように歩けるように。




   こわれた自転車

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   乗り捨てられた車の
   ボンネットの上に
   座りこんで俺は
   君を思ってる
   遠く離れたこの街角で

   窓際に立って俺を
   見送ったシルエット
   本当は泣いてたのかい
   それとも笑ってたの
   遠い空だけ見続けてた俺を

   いつかこの手につかんでやる
   それは明日かもしれないんだ

   笑い声をあげながら
   たくさんの背中は
   行き先も知れずに
   ネオンに溶けていく
   とても綺麗で嘘に見えるよ

   歩道に転がっている
   こわれた自転車に
   霧のような雨が
   降りそそぎ始めた
   まだ帰れない
   何も見つけていない

   この街のステップで踊れないよ
   雨に打たれてもう走れないよ

   いつかこの手につかんでやる
   それは明日かもしれないんだ

   broken bicycle
   just like a broken bicycle

昨日・今日・明日

2010年10月06日 | 日記
昨日、彼女は

このコスモスの咲く坂道を歩いていた。

でも、今日はもういない。

坂道を一歩一歩上りながら

明日へと向かっていたのに。


昨日を悔やんでいる間に

今日の時間はあっという間に流れて

明日こそと誓ったのに

その明日は来ないかもしれない。


だから



なのだと

改めて思う。


















決意

2010年10月03日 | 小山卓治
「何かを残していかなければならない」

「花を咲かせ、実をつけて、そして種となって次へ・・・」


決意というのか

強い意志が

小山卓治の体全体から発せられた

〈天国のドアノブ〉。

心も体も

身動きもできないほどのパワーで

がっちりと掴まれた、そんな感じだった。

今まで何度も聴いて来て

その度に

いろいろな思いがこみ上げて来て涙が流れた。

でも今夜のそれは

自分への涙ではなく

ひとつの表現に対する畏敬の涙のようなものだった。



   天国のドアノブ


   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   眠れないまま迎えた午前4時 
   あいつのことを思い出す
   朝露に濡れて輝く花びら 
   ベランダのブルーデイジー
   天国のドアノブを回したあいつ
   生き残るって宿題を勝手に残して

   戦争はあいかわらず終わってないし 
   俺のパソコンは調子が悪い
   路上では聴いたことのないリズムで 
   歌い始めてる連中がいるぜ
   あの頃俺たちは若くて愚かだった
   今は若くはなく 愚かなままだ

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   彼女とは最近すれ違い 
   面倒な仕事ばかりが舞いこむ
   昨日のニュースが言ってた 
   また誰かが子供を訳もなく殺したってさ
   遠いけどそこにあるって信じてた
   ちっぽけだけど悪くない未来

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   始発電車の音がする
   2本目の煙草をくわえる
   ズルズルといやな音をたてて
   いつの間にか過ぎていく毎日
   それなりに経験は積んできたのに
   分からないことは余計に増えた
   分かってる 残された時間を
   精一杯生きてくしかないってことだろう
   ちきしょう いい天気だ
   そっちはどうだい 花は咲いてるかい

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   天国のドアノブに手をかける
   天国のドアノブに手をかける
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように














eyes秋号 ー北海道の青い空がそこにあるー

2010年09月29日 | 小山卓治
eyes秋号

開けるとそこは北海道の青い空。

一瞬一瞬の記憶が

吟味され

創作され

記録となって

そこに重なり合うように詰まっている。

新しい場所で

新しい空気の中で

新しい瞳と拍手に包まれて

輝く小山卓治を

撮るコヤママサシと

創るkanonと

語る小山卓治が

eyesの中で絶妙なステップを踏んでいる。

それを飽きることなく眺めながら

夜が更けていく。















夏の終わりに

2010年09月26日 | 小山卓治
〈夏の終わりに〉の小さな子ども達の笑い声を聴くたびに

いくつもの夏の夕暮れを思い出す。

父や母の影を追っかけたあの夏の夕暮れも

振り向けば子ども達がいたあの夏の散歩道も

だんだんと遠くなっていく。

時は止まることなく流れていくけれど

記憶はそこに留まっていたりして

無性に切なくなったりする。

でも

やがて子どもたちが歩くだろう

新しい夕暮れの散歩道を想って

口元がほころんだりもする。



   夏の終わりに


   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   Big daddy and sensitive mam
   夏の終わりの風
   Big daddy and sensitive mam
   夕暮れの散歩道

   レースのような木漏れ日
   草色のシャツを着て
   新しいスニーカー
   追いかけてくる風
   髪にブラシかける

   父さんの影の中
   母さんが歩いてる
   母さんの影の中
   小さな子供達は小走り
   そっと夏をふり返り

   Big daddy and sensitive mam
   夏の終わりの風
   Big daddy and sensitive mam
   夕暮れの散歩道

   父さんが見おろして
   子供達にささやく
   君達もいつかは大人になるだろう
   その時に
   忘れないで
   こんな夏の日のことを

   Big daddy and sensitive mam
   夏の終わりの風
   Big daddy and sensitive mam
   夕暮れの散歩道




縁側の少女とジャングルジムの少年と

2010年09月21日 | 小山卓治
小山卓治の女子限定バースディライヴ

彼が言っていた「昭和の名曲」は

五輪真弓の「少女」だった。

とても好きだった曲で

なんだか懐かしさがこみ上げてきて

それに、

小山卓治の歌いっぷりが素晴らしくて

涙が出そうになった。



   少女

   詞:五輪真弓  曲:五輪真弓

   あたたかい 陽のあたる
   真冬の縁側に
   少女はひとりで
   ぼんやりと坐ってた

   つもった白い雪が
   だんだんとけてゆくのを
   悲しそうに見ていたの
   夢が大きな音を
   たてて崩れてしまったの

   あたたかい 陽のあたる
   真冬の縁側に
   少女はひとりで
   いつまでも坐ってた

   木枯しがのぞいてる
   垣根のすきまから
   少女はいつも
   遠くを見つめてた

   かわいい仔犬たちが
   年老いてゆくのを
   悲しそうに見ていたの
   夢が風の中で
   あせて消えてしまったの

   木枯しが通り過ぎる
   垣根の向こうに
   少女はいつか
   行くことを知っていた
  
   

小山卓治の少年時代

「どこか遠くにいく、そんな気がしていた。」

そう、話す小山卓治の目眼差しは

ジャングルジムのてっぺんに立っている

小山少年の眼差しと

きっとちっとも変わっていない。

53歳になっても

彼の中の少年はそこにいて

きっときっといつまでも

夢を追い続けるのだろう


「昔はくねくねと曲がった道で迷ったりした。

でも今は真っ直ぐ。峠も険しいところもあるけど真っ直ぐなんだ。」


少年は背丈が足りないから遠くが見えない。

でも大人になった少年は上から真っ直ぐ見下ろして

険しいけど真っ直ぐの道を歩き続けるのだろう。

53歳、まだまだこれから。


そんなことを思いながら

〈少女〉を聴き

そして

〈ジャングルジム〉を聴いた。


 
   ジャングルジム

   詞:小山卓治 曲:小山卓治

   ジャングルジムの上まで
   初めてよじ登って
   両手を離した時
   背伸びをするよりもっと
   遠くまで見渡せた
   校舎の向こうまで

   今日から僕は大人になるぞ
   恐怖に負けない力を持つ
   僕はいつか遠くまで旅をする
   そんな熱い予感が
   僕を包みこんだ
   夕焼けの下

   ジャングルジム
   あの時見たものを
   今も憶えてる
   ジャングルジム
   あの時見たものを
   僕は忘れない

   風が耳をくすぐり
   僕に何か言おうと
   している気がしたよ
   友達はみんな帰り
   最後のチャイムも鳴って
   真っ赤な真っ赤な空

   今日から僕はもう泣かないぞ
   大きな夢に心を燃やす
   僕は誰かと激しい恋をする
   そんな熱い予感が
   僕を包みこんだ
   夕焼けの下

   ジャングルジム
   あの時見たものを
   今も憶えてる
   ジャングルジム
   あの時見たものを
   僕は忘れない

   今日から僕は大人になるぞ
   恐怖に負けない力を持つ
   僕はいつか遠くまで旅をする
   そんな熱い予感が
   僕を包みこんだ
   夕焼けの下

   ジャングルジム
   あの時見たものを
   今も憶えてる
   ジャングルジム
   あの時見たものを
   僕は忘れない







Once

2010年09月15日 | 小山卓治
   橋の下で誰かが吹くサクソフォン
   水辺に立ちそれを聞きながら
   河の流れを見つめてる

この曲のこの部分を聴くと
無性に切なくなる。

今ここにある今日をみつめる女と
まだない明日をみつめる男。

   まるで永遠に続くかのようにくり返していた
   彼女の笑顔や音楽が色あせていく

今日をみつめる女はきっと笑顔の向こうで
必死で今日を明日につなげようとしていただろう
くり返しくり返し。

そして明日をみつめる男はきっと気高く
必死で今日とは違う何かを掴もうとしていただろう
くり返しくり返し。

不器用でも
的はずれでも
かっこ悪くても

今日
同じ方向を向いて
歩き出すことができれば
それはすり切れながらも
結びなおしながらも
細くても強い絆になっていくのだけれど。

1989年のアルバム「夢の島」の
切ない名曲の一つ。


   Once

   詞:小山卓治 曲:小山卓治

   友達よ もし君が旅に出て
   彼女に会ったら伝えてほしい
   俺は相変わらず元気にやってると
   あの時愛してるって言わなくてよかったと
   明日ばかり見つめていた俺のことなど
   今日がすべてだった彼女には
   分かるはずもなかった

   橋の下で誰かが吹くサクソフォン
   水辺に立ちそれを聞きながら
   河の流れを見つめてる

   彼女にとっての若さはいつだって勲章で
   俺にとってはいつでも邪魔者だった
   まるで永遠に続くかのようにくり返していた
   彼女の笑顔や音楽が色あせていく
   今になってやっと分かり始めたんだ
   あの頃俺達が本当に望んでたこと

   橋の下で誰かが吹くサクソフォン
   水辺に立ちそれを聞きながら
   河の流れを見つめてる

   知ってるかい? パーティーはもう終わったんだ
   彼女が気づかないままどこかの通りで
   泣きながら踊ってるんじゃないかと気がかりだ

   橋の下で誰かが吹くサクソフォン
   水辺に立ちそれを聞きながら
   河の流れを見つめてる

   他愛ない無邪気さや
   張りつめた孤独や
   くすんだ明るさや
   的はずれの怒りや
   もろすぎる気高さや
   すり切れた絆に
   もう2度と会えない

   友達よ もし君が旅に出て
   彼女に会ったら伝えてほしい
   俺は今日もいそがしくやってると
   もう会うことはないだろうと


太陽に手が届きそうだ

2010年09月11日 | 小山卓治
1995年のアルバム「ROCKS!」の

08. ジャングルジム
09. 太陽に手が届きそうだ
10. 君が本当に欲しいもの

の3曲を
最近朝の通勤で続けて聴いている。
気分がアップして
「さあ、今日もがんばろ!」と
そんな気分になる。

それにしても・・・

男っていつも
「強くならなきゃ」って
思っている。
「恐怖に立ち向かわなきゃ」
「女や子どもを守らなきゃ」
「涙はこらえなきゃ」

強い男はかっこいい。
映画「グラディエーター」のマキシマスは女の永遠のあこがれだし
「ブレイヴハート」のウィリアム・ウォレスも強い男の象徴。

でも現実世界では
女はあまり強い男よりも
ちょっと弱っちい男に惹かれる

ちょっと弱っちくて
いつも「強くならなきゃ」って思って
そしてがんばっている男がいい。

変われると信じて
時々くじけながらも
そこに向かっていく姿が
愛しいものだと思う。



   太陽に手が届きそうだ


   詞:小山卓治 曲:町支寛二


   ごめんよ 君を驚かせる
   そんなつもりで言ったわけじゃない
   雨あがり 助手席に君を乗せて
   雲の切れ間の陽射しを追いかける

   今日は太陽に手が届きそう
   ひさしぶりのこんな気分は
   君のせいだぜ 君が僕を変えた
   今日は太陽に手が届きそう
   だから僕は強くなる
   どんなことにだってたち向かっていく

   さっきまでフロントガラスでは
   ワイパーと雨がハミングしていた
   やせ我慢 安らぎに背を向けた
   笑ってるんだね こんな僕のこと

   今日は太陽に手が届きそう
   ひさしぶりのこんな気分は
   君のせいだぜ 君が僕を変えた
   今日は太陽に手が届きそう
   君さえよけりゃこのまま
   風向きに沿ってどこまでも行こう

   どんなつらい時にも
   口笛を吹ける
   僕らの涙は
   哀しみのためだけに
   あるんじゃないさ

   雨上がり 助手席に君を乗せて
   雲の切れ間の陽射しを追いかける

   今日は太陽に手が届きそう
   ひさしぶりのこんな気分は
   君のせいだぜ 君が僕を変えた
   今日は太陽に手が届きそう
   だから僕は強くなる
   どんなことにだってたち向かっていく

   そうさ太陽に手が届きそう
   ひさしぶりのこんな気分は
   君のせいだぜ 君が僕を変えた
   今日は太陽に手が届きそう
   君さえよけりゃこのまま
   風向きに沿ってどこまでも行こう

君が本当に欲しいもの

2010年09月08日 | 小山卓治
何かになりたくてもなれなくて
どこかに行きたくてもたどり着けなくて

手に入れたくてもいつも指の隙間からこぼれていく
そんなことを繰り返していると

いつのまにか
何が欲しいんだったのか忘れてしまう
でもそれはそれで生きる術

だけど
消えない炎は
胸の奥にきっとまだ燃えている

本当に欲しいものを探して

   心を決めて 歩きだすのはいつ
   今ここから始める それは君

心を決めるのもひとり
歩くのもひとり

長いけれど
歩き始める
ひとりの旅路



   君が本当に欲しいもの


   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   君が本当に欲しいものは何
   君が本当に見たいものは何
   君が本当に言いたいことは何
   君が本当に探してるものは何

   君はいつも求めてる
   果てしない欲望
   不幸せじゃないけれど
   少しだけ足りない

   いつも最後まで
   行き着かない夢
   君の望みの形
   僕に教えて

   君が本当に欲しいものは何
   君が本当に見たいものは何
   君が本当に言いたいことは何
   君が本当に探してるものは何

   喜びを計るのは
   誰かの哀しみ
   輝きは見えるのに
   この手に触れない

   君はいつも遠すぎる
   幻を見てる
   甘い夢がかなうのは
   孤独な夜の後

   君が本当に欲しいものは何
   君が本当に見たいものは何
   君が本当に言いたいことは何
   君が本当に探してるものは何

   たどり着くための道は
   いつも遠回り
   現実なんかいらない
   真実が知りたい

   胸の奥で燃えてる
   決して消えない炎
   少しの恐怖を捨てて
   今日をのり切ろう

   苦しみを越え 行きたい場所はどこ
   恋する気持ち 告げたい人は誰
   心を決めて 歩きだすのはいつ
   今ここから始める それは君

   君が本当に欲しいものは何
   君が本当に見たいものは何
   君が本当に言いたいことは何
   君が本当に探してるものは何

光が降る

2010年08月31日 | 小山卓治
小山卓治が
北海道の旅の様子を綴った
8月27日の日記に

「この夜は、光を感じる歌を並べた。
毎日晴天に恵まれて、ずっと光を感じてきた。
 〈ILLUSION〉〈太陽に手が届きそうだ〉
〈光のオルガン〉〈光が降る〉」
と書いていた。

思い返してみると
23日以外は
晴天に恵まれ
北の国の太陽の光を
思う存分浴びることができた。

木々も
草花も
小さな虫たちも
鳥や獣たちも
オホーツクの海原も

みんな
光をいっぱいに浴びて
輝きを放っていた。

小山卓治もきっと
いっぱい光を浴びて
前夜の疲れを癒し
そして
その夜への
力を得ただろう。

新曲〈光が降る〉は
もうすぐ53歳を迎えようとしている彼の

穏やかな決意のような
そんなものを感じる


  光が降る
  光が降る
  あざやかにきらめいて
  強くならなきゃ
  僕はもう一度誓った



北の夏を射る!

2010年08月22日 | 小山卓治
北の国から便りを書いています。

小山卓治の夏の北海道ツアーが4日目を迎えようとしています。

こちらを覗いてみてください。

「北の夏を射る!」

http://blog.goo.ne.jp/natsutabi2010/

大統領様

2010年08月09日 | 小山卓治
小山卓治の〈大統領様〉


QKC45 | 2010年08月05日
大統領様('10 Naked Live ver.)
from '10.07.11_ Circle Game:Stage 32 for Naked
小山卓治・Official Web site《RED & BLACK》
http://www.ribb-on.com/takuji/



滅多に聴けないから

うれしいサプライズ

しかも生声

素晴らしい音の響きが

今また、目の前によみがえる

あの感激が再びここに・・・。





吠えろ

2010年08月09日 | 小山卓治
一人でできないことは

二人でもできないけど

そっと背中を押してあげることはできるかな

ま、遠くからだけどね。

背中を押しても

前に進めない時は

そこに止まって一休み。

ついでに一晩よく寝て

明日また考えよう。

きっと一歩前に進めるから。



   吠えろ


   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   吠えろ とらわれのけだものたち
   その鎖 断ち切って踊れ
   いつか俺たちの朝が来る
   この夜を走り続けよう

   友達よ きっと
   勝利の時はやって来るさ
   その時は肩を抱き
   喜びを倍にして笑い合おう

   友達よ 君が
   泣きたいならちゃんと泣けよ
   苦しむっていうことは
   生きようとしてるってことだから

   人の目に殺されて
   言葉に殺されて
   街角のメロディで
   今日も息を吹き返した

   友達よ 君が
   しくじったなら肩を貸そう
   そのために俺がいる
   哀しみを半分にするために

   友達よ だけど
   俺のことをあてにしないで
   1人でできないことが
   2人でできるはずがないから

   ごまかしても ごまかしても
   これが俺たちの姿
   哀しみに追いつかれない
   スピードで走るしかないのさ

   吠えろ とらわれのけだものたち
   その鎖 断ち切って踊れ
   いつか俺たちの朝が来る
   この夜を走り続けよう

   友達よ 君が
   道の半ばで倒れたら
   その墓に花をたむけ
   2度とそこへは戻らないだろう

   友達よ 君と
   俺は離れた場所にいるんだ
   でも寂しさにつぶれないで
   俺たちは決して孤独じゃない

   どん底っていう場所は
   ここよりずっと下さ
   夢の数だけチャンスはある
   信じる力さえあれば

   吠えろ とらわれのけだものたち
   その鎖 断ち切って踊れ
   いつか俺たちの朝が来る
   この夜を走り続けよう







祭りの季節

2010年08月06日 | 小山卓治
盛夏

祭りの季節

同級会の季節

夏になると

故郷から声が聴こえてくる。

「元気?」

「来ないの?」

「どうしてる?」



故郷をでてから

積み重ねてきた生活があって

築いてきた世界がある。



でも故郷に帰ると

あの頃の

何でもなかった

出来の悪い自分に戻って

馬鹿になれる。

出来の悪い自分でも

許してくれる家族や友達がいる。 



何もなくて空っぽだったあの頃は

どんどん詰め込んで膨らませていけたけど

空っぽなのを何とかごまかしている

いい大人になった今は

時々ごまかしきれずにしんどくなる。



でも、そんなことも

「いいじゃん、そんなの!」って

笑い飛ばしてくれる故郷があって

ほっとできる

祭りの季節

今年も帰ってこようかな。



   祭りの季節

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   元気かい? ひさしぶりじゃないか
   俺は何とかここでがんばってる
   こないだも兄貴とやり合って それでもまあ
   家族ってのは何とかやってけるもんだ
 
   先月 見合いをしたんだよ
   今度は真剣なんだから笑うな
   ところでおまえ 忘れちゃいないか
   ああそうだよ 今年も準備が始まる季節だ
 
   年に一度の乱痴気騒ぎ
   ハッピに御輿に太鼓に花火
   いつでもそこで待っていてくれる
   祭りには帰ってくるだろう?

   元気さ ほんとはそうでもない
   追われて転がるばかりの毎日
   この街の勝負は勝つか消えるかだ
   あくどいことも平気でやるようになった
 
   昨日 車に乗ってたら
   祭り囃子がどこからか聞こえた
   ずいぶん会ってないあの子は元気かな
   ああそうだな 今年も準備が始まる季節だ
 
   年に一度の乱痴気騒ぎ
   ハッピに御輿に太鼓に花火
   いつでもそこで待っていてくれる
   祭りには帰ってみようかな

   元気よ 連絡をありがとう
   あれからそんなにたっちゃったんだね
   仕事にバカンスに 性懲りもない恋
   みんなの顔も忘れちゃいそうになってた
 
   あいつと初めてのデートに
   浴衣で行ったら転んじゃったっけ
   懐かしい思い出 アドレスを教えて
   ああそうだね 今年も準備が始まる季節ね
 
   年に一度の乱痴気騒ぎ
   ハッピに御輿に太鼓に花火
   いつでもそこで待っていてくれる
   祭りには帰っちゃおうかな

   元気だ 子供もでかいぜ
   今年は俺が祭りの世話役だ
   町内の寄り合い 踊りの稽古
   まったく忙しいったらありゃしない
 
   いつかもう一度おまえらと
   参道の入り口で待ち合わせよう
   バラバラの人生 持ち寄って笑おうぜ
   ああそうだよ 今年も準備が始まる季節だ
 
   年に一度の乱痴気騒ぎ
   ハッピに御輿に太鼓に花火
   いつでもそこで待っていてくれる
   祭りにはきっと帰れよ