ストーリー ;婚約者との結婚届を出したケーリー・グラント。二人で済む叔母姉妹の家に帰ってくるが、近所では上品で親切で通っていた二人。だがしかし身寄りのない老人たちに毒入りワインを飲ませて天国におくることを慈善活動を思っていた。そこへ昔札付きの悪だった兄がアインシュタイン博士と「死体」をつれて帰ってくる…。
出演 ;ケーリー・グラント、プリシラ・レイン、 ピーター・ローレ
コメント;1944年作品。おそらく1928年ごろの「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」を意識したメイクアップなどもあったりして。舞台ではボリス・カーロフが演じた役をレイモンド・マッセイが端整な身のこなしで演じる。
舞台が基礎ということもあるが、どうしても舞台設定や役者の演技が舞台の演技になるのはやむをえず、あらためてケーリー・グラントの演技って下手なのだが、この演技の下手さ加減がある意味ケーリー・グラントの売りでもあるので、ここまでくると高貴な香りまで漂う。暗くなった部屋の向こう側からライトがてらされて、暗いはずの地下室から白い光が差し込む。窓の下のベンチから死体を運び出すとき、キッチンや地下室に通じるドアの隙間から白い光が差し込んでくるシーンがただそれだけで怖く、暗い画面が映し出されたシーンではただ物をひきずる音だけが聞こえる。白と黒のシンプルな画面なのに無茶苦茶怖い。血しぶきがまうわけでもなく、死体が画面にあらわれることもないのに、考えられないほど異常な出来事が進行しており、しかもそれは特定の一族全員に共通してみられる現象で、その血を引いているとおもったケーリー・グラントはただひたすらおびえる。
アクションやコメディタッチの演技はケーリー・グラントの得意とするところ。キスシーンもあるのだが、ぎこちない演技がまた好ましいのかも。
もともと名作の誉れが高い作品だが、見ていない方には是非お勧めしたい映画で、とても今から50年以上も前に撮影された映画とは思えないほど斬新で面白い。CGを多用した現在の映画と比較してもおそらく今後100年以上も人気をよぶであろう名作。ピーター・ローレが整形外科医の役で出演。特にセリフが多いわけでもないが、その存在がまた怖い。出演はほかにプリシラ・レイン、ジョセフィン・ハル、ジーン・アディアなど。
出演 ;ケーリー・グラント、プリシラ・レイン、 ピーター・ローレ
コメント;1944年作品。おそらく1928年ごろの「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」を意識したメイクアップなどもあったりして。舞台ではボリス・カーロフが演じた役をレイモンド・マッセイが端整な身のこなしで演じる。
舞台が基礎ということもあるが、どうしても舞台設定や役者の演技が舞台の演技になるのはやむをえず、あらためてケーリー・グラントの演技って下手なのだが、この演技の下手さ加減がある意味ケーリー・グラントの売りでもあるので、ここまでくると高貴な香りまで漂う。暗くなった部屋の向こう側からライトがてらされて、暗いはずの地下室から白い光が差し込む。窓の下のベンチから死体を運び出すとき、キッチンや地下室に通じるドアの隙間から白い光が差し込んでくるシーンがただそれだけで怖く、暗い画面が映し出されたシーンではただ物をひきずる音だけが聞こえる。白と黒のシンプルな画面なのに無茶苦茶怖い。血しぶきがまうわけでもなく、死体が画面にあらわれることもないのに、考えられないほど異常な出来事が進行しており、しかもそれは特定の一族全員に共通してみられる現象で、その血を引いているとおもったケーリー・グラントはただひたすらおびえる。
アクションやコメディタッチの演技はケーリー・グラントの得意とするところ。キスシーンもあるのだが、ぎこちない演技がまた好ましいのかも。
もともと名作の誉れが高い作品だが、見ていない方には是非お勧めしたい映画で、とても今から50年以上も前に撮影された映画とは思えないほど斬新で面白い。CGを多用した現在の映画と比較してもおそらく今後100年以上も人気をよぶであろう名作。ピーター・ローレが整形外科医の役で出演。特にセリフが多いわけでもないが、その存在がまた怖い。出演はほかにプリシラ・レイン、ジョセフィン・ハル、ジーン・アディアなど。