ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

イエスマン(ペイトン・リード監督)

2009-10-18 | Weblog
キャスト:ジム・キャリー、ズーイー・デシャネル、ブラッドリー・クーパー、テレンス・スタンプ

評価:☆

コメント:マドンナ役のズーイー・デシャネル。「デシャネル」という名前が特徴的だったのでgoogleで調べてみるとやはり「ボーンズ」シリーズの主役エミリー・デシャネルの妹だった。ズーイー・デシャネルは「ハプニング」でもその演技を見ていたが、どちらかというと保守的な「母親」という役回りだったのに対して、この映画では「未来音楽」を志向する「ミュンヒハウゼン症候群」というバンドのボーカルを率いている(ミュンヒハウゼン症候群は他の人の関心を惹くために病気を偽ったり自傷行為などに及ぶなどの症例)。
 映画の中でハリー・ポッターのコスプレパーティが描写されるが、ズーイー・デシャネルなかなか可愛い。
 一種のセミナーが開催されてその影響をモロに受けた男が偶然にも幸せにめざめていくというストーリーだが、セミナーというと日本では自己啓発系か新興宗教系というのが個人的なイメージ。この映画でもなんとなくウサンクサイ感じで描写されているところになんとテレンス・スタンプが登場する。もともと実話をリメイクしたものではあるが、セミナー主催者がテレンス・スタンプというあたりでけっこうな説得力を持つのが不思議。
「ライアー・ライアー」では正直にしか答えられない男というのを演じており、「二番煎じ」かな、と思ったらそうでもない。ただしコメディとしては「ライアー・ライアー」のほうがかなり上出来だったかも。ストーリー自体は細かくみていくとやや破綻気味で、たとえば250ドルから600ドルの小口融資案件を乱発して98パーセントの融資成功が認められて役員に昇進した男がその支店の閉鎖に関係していくなど不可思議な流れが多い…。ただいきあたりばったりで飛行機に乗って旅にでてネブラスカ州リンカーンで「おもしろ電話博物館」に二人で行ったり、BGMに「アイ・オブ・ザ・タイガー」が流れたり(「ロッキー」の主題歌だった)、さらにはネブラスカ大学のコーンハスカーズの応援でジム・キャリーがコーンのコスプレをしていたりと、なかなかストレートな「笑いのしかけ」はそれなりにテンコモリ。ただあまり笑えないのが残念ではあるが…。

ストーリー:なんでもかんでも「NO」を貫き、離婚から3年が経過した地方銀行の銀行員があるセミナーに参加してからはなんに対しても「YES」と応えなくてはならなくなった。そうすると身近なところから状況が変わり始め…

「007慰めの報酬」(マーク・フォスター監督)

2009-10-03 | Weblog
キャスト:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジュマ・アータートン、ジェフリー・ライト

評価:☆

コメント:アルファロメロのカーアクションがすごい。カメラが動きすぎるのがちょっと気になるが、アナログ007の第2弾。なかなかのスピード感。イタリア・シエナ地方でのカー・アクションで始まり。「トスカ」の雄大なデジタル公演と趣向がこっている。国際色も豊かでボリビア、オーストリアと007はめまぐるしく移動。ちょっとした観光気分にも浸れるかも。そしてボリビアで知る本当に大事な「資源」というのがなるほど…という趣向に。

ストーリー:恋人ヴェスパを失った007.ホワイトを尋問していると謎の組織の存在にたどり着く。ハイチのポルトーフランスに秘密を解く鍵があるとにらんだ007はそこで謎の環境団体グリーン・プラネットとボリビアの元独裁者に出会う。CIAはグリーン・プラネットのリーダーに石油の採掘権そのほかの保証を与えようとするが、007はティアラ計画とよばれる真の狙いをボリビアの砂漠の中に発見する…