ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

トランスフォーマー リベンジ(マイケル・ベイ監督)

2010-01-04 | Weblog
キャスト:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョン・タトゥーロ、ラモン・ロドリゲス、ケヴィン・ダン、ジェリー・ホワイト、レイン・ウィルソン、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、グレン・モーシャワー、ディープ・ロイ
評価:☆☆
コメント:中国の上海で映画が始まる。前回はカタールからだったが、「有毒ガスが発生して住民が避難」したという想定だと日本でも韓国でもちょっと考えにくい設定なので中国に落ち着いたか。国防総省がこの作戦に異議を唱える場面があるのだが、外交問題としてはかなりの大問題ではある(なにせアメリカ空母から何台の重装備の戦車などが中国に入り込んでいく.ディセプコンに侵略されるまえに世界大戦で地球崩壊になってしまうような重要なことも…)秘密基地はディエゴガルシア島に置かれているがこれは実在する英米の軍事基地がある島。インド洋上にある絶海の孤島というべき島だが、リアリティの薄いロボ同士の対決というわりにはこういう細かいところにまで気を使うのがマイケル・ベイらしい演出か(英国の領土となっているのでNESTには英国軍のアドバイザーも参加しているのが心憎い)。スミソニアン博物館の航空宇宙博物館も映画にでてくるほか、
ヨルダンのペトラ遺跡(本物)もロケで登場。見事な宝物殿でそれがまた面白い形で映画に利用されている。
 いったん死んでまたよみがえるという寓話がマイケル・ベイの映画ではけっこう多いのだが、悪役か主役かを問わずに、イエス・キリストの時代から継承されている「復活」というテーマがこの映画の中でも貫かれている。名作「ザ・ロック」でもニコラス・ケイジはいったん爆風に飛ばされて死にかかるがショーン・コネリーに助けられる場面があったし。中東が新たに加わったアクションSF映画の新しいシリーズ、ラストからすると第3作目も当然期待できる展開に。

ストーリー; 東海岸にある名門プリンストン大学に進学したサム・ウィトウィッキー。恋人のミカエラは地元のバイク工場で仕事をしながらウェブでデートをする予定だったが、大学のパーティで「アリス」という名前の女性にいいよられるサム。同時に、オプティマス・プライム率いるオートボットとNESTとよばれる特殊部隊の共同作戦によるディセプコンとの戦いは中国など世界のあちこちで続いていた。そしてパーカーのなかに偶然まじっていたオールスパークのかけらを目にしたとたん、頭の中に奇妙な文字が炸裂し、精神に不安定さを感じていくサム…。