健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

スポーツ選手が政治家に

2010-05-11 08:07:25 | 日記
今年の参議院選挙に向けて各党が候補者を発表しています。その中で目立つのが、スポーツ関係者。現役選手から元選手まで多彩です。こうしたスポーツ関係者が、スポーツに関連した政策の実現を目指すというのでしょうか。昨日、柔道選手が立候補するという記者会見がありましたが、少なくとも報道からはどんな政策を実現したいのかよくわかりませんでした。国民の目が政治に向けられるようになってきた昨今、こうした候補者の擁立というものがどれだけ国民の指示を受けるのか分かりません。以前よりは、票は集まらないと思いますが・・・・・。逆に、名前だけで投票してしまう国民がいることも悲しいです。別にスポーツ関係者が政治家に転身することを否定しているのではありません。少なくとも、実現を目指す政策を掲げ、政治を勉強して、立候補してほしいと思います。なにせ、我々国民の血税が政治家に渡るわけですので、軽い気持ちで立候補してほしくないと思うのです。国会議員になるからには、まずは国家国民のためになすべきことは何か、という観点から物事を考え実行するという方々の立候補を望みたいうのですが・・・・・。とにかく、次の参議院選挙は日本国民の資質が問われる選挙になるのでは・・・・・。
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子ども手当

2010-05-10 08:15:32 | 日記
子ども手当に関して、与党民主党が好き放題なことを言い始めています。来年度は今年度に比べて倍額支給となり、図書の選挙公約通りの満額支給となるとしていましたが、なんと増額分は現金支給ではなく別の形で提供するというのです。また、枝野行政刷新担当大臣は在日外国人に対する支給について問題が生じている点を認め、支給対象を検討し来年度からあらためると発言しています。先の総選挙ではこの子ども手当が目玉政策の中でも本命中の本命だったと思います。それを勝手に変更するというのはどうしたものでしょうか。疑問を感じます。国民に対して丁寧な説明が必要だと思います。当初の計画が実行できないその原因はどこにあるのか、そして今後の修正案の根拠とその見通しの全てについて説明責任があると思います。個人的にはこの子ども手当については疑問を感じていますので、修正は大いに結構なことだと思っています。しかし、その理由を明確にしないまま修正していくことになると、何がマニフェストであるのか分からなくなってしまいます(もうすでに、国民はマニフェストを信用しなくなっているかもしれませんが・・・・・)。いずれにしても、2度、3度の修正は許されないと思いますので、きちっとした説明が必要と考えています。もちろん、その説明には財源確保が含まれていなければならないと思います。と考えますと、児童手当に戻すという修正が最も適切かと思いますが。さて、どうなりますか。
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ハンチントン病の原因

2010-05-09 07:47:15 | 研究
ハンチントン病は常染色体優性遺伝する遺伝性の神経変性疾患で、舞踏運動などの不随意運動、精神症状、行動異常、認知障害などを臨床像の特徴としています。症状は徐々に進行する進行型の疾患です。舞踏運動は、身体が自分の意志とは無関係に勝手に動いてしまう運動の一つで、箸を使ったり、字を書くなどの細かい運動が困難になり、歩行が不安定になり、発音が正確にできなくなり会話が困難になるなどが代表的な症状です。これらの症状は大脳の特定部分(大脳基底核や大脳皮質)が萎縮してしまうことによると考えられています。ハンチントン病患者の神経細胞では第4染色体に局在している遺伝子IT15(ハンチンチン)が通常より長いのですが、なぜこうした遺伝子異常が発生するかは明らかではなかったそうです。ハンチントン病の発症率は、コーカソイド(白人)では人口10万人当たり4~8人ですが、日本人では人口10万人当たり約0.5人と白人の発症率の1/10程度です。このハンチントン病患者の異常遺伝子により作られるたんぱく質が、DNAを修復する酵素と結びついて働きを妨害していることが明らかになったそうです(YOMIURI ONLINE)。通常は生後約100日で死んでしまうハンチントン病のマウスの脳に対して、この酵素を作る遺伝子の働きを強めてやると、寿命は130~140日に延びたそうです。これまで治療法はなかったのですが、この酵素を補ったり、あるいはたんぱく質の働きを阻害する物質を見つけることで、少なくとも症状の進行を抑制できるということです。
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シャーロット・ボブキャッツ

2010-05-08 06:52:38 | 日記
NBAの元スーパースター、マイケルジョーダンが筆頭オーナーになったシャーロット・ボブキャッツ。2004年に設立されたノースカロライナの新しいNBAチーム。このボブキャッツが、今シーズン初めてプレーオフに出場しました。日本では全くニュースにならないですね。残念ながら、プレーオフ1回戦の相手、オーランド・マジックに3連敗して、プレーオフ敗退が決まってしまいました。マイケルジョーダンの支払った買収額は日本円で約250億円とのことですが、やはりスーパースターは違いますね。今、こうした圧倒的なスーパースターはというと、レイカーズのコービー・ブライアントか、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェーームズでしょうか。でも、マイケルジョーダンと比べると少し小粒のような気もしないでもないですが・・・・・。レイカーズは相変わらず強いですね。プレーオフ1回戦では、昔のシアトル・スーパーソニックスのオクラホマシティ・サンダーに苦戦しましたが、底力があるというか・・・・・。さて、まだ2回戦ですが、今年はどこが王者になるでしょうか?
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ギリシャ財政危機

2010-05-07 06:48:06 | 日記
ギリシャの財政悪化による影響が拡大しています。ユーロ安に加えて、世界的な株安。もちろん、ギリシャ国内ではデモが続くなど、国内問題としてもその収拾をどうするのか大きな問題となっていることが連日報道されています。この問題は、ギリシャの政権は国民受けする政策を掲げていたそうです。その結果、財政赤字が膨らんでいたのですが、EUに加盟してユーロを導入する際に、こうした財務状況を改ざんして虚偽の財政状況を発表していたことによるものだったと思います。政権交代によりその虚偽が表面化し、ギリシャの信用が失墜してしまい、ギリシャ国債が暴落。一気に、財政危機に陥ったというものだったかと思います。もともとは、収入がないのに無理に国民受けする政策を実施してきたことに問題があると考えられます。そこで、我が国日本を考えると、まさにギリシャ化しているような気がしてなりません。財政赤字を隠すということはしないと思いますが、財政赤字が膨らんでいくのは間違いありません。ギリシャの財政赤字のレベルは、日本に比べれば圧倒的に少ないのにこうした問題が起きました。日本の財政赤字のレベルは非常に高く、いつギリシャのように財政危機におちいってもおかしくない状況だと思います。今の日本を支えているのは、国民の貯蓄であるとも言われています。でも、貯蓄残高を国債残高が上回るのは時間の問題だと思います。とにかく、財政赤字を少しでも減らすような努力を今すぐに実施しないと・・・・・。そう考えると子ども手当や戸別補償は・・・・・・。国の財政危機について実際どうなるかイメージを持てなかった方が多かったと思いますが、実際に目の当たりにしてどうでしょう。これでも、子ども手当が必要でしょうか?戸別補償が必要でしょうか?今、考えるべき時期だと思います。そうでないと大変なことになってしまうのでは・・・・・・。
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参院選まで持ち越すと、責任を持った政治にならない。その後に県知事選も控えている。

2010-05-06 06:53:20 | 日記
YOMIURI ONLINEにショッキングな記事が掲載されていました。鳩山総理大臣が一昨日沖縄訪問した際に宜野湾市内のホテルで基地所在市町村長と会談した時の発言です。「参院選まで持ち越すと、責任を持った政治にならない。その後に県知事選も控えている。」この発言を聞いた島袋俊夫うるま市長は唖然としたそうですが、国民としても唖然です。やはり、選挙に勝って政権を維持することしか考えていないということが明らかになりました。もちろん政治家の多くは、選挙に当選することしか考えていないかもしれません。しかし、一国の総理大臣がそれでは困りますし、ましてや仮にそう考えていても決して第三者に漏らしてはいけないと思います。それを言ってしまったらおしまいでしょうか。鳩山総理大臣は日本国が、日本国民がどうなるか、ということよりも民主党が与党であり続けることを最優先しているということです。これは大問題です。ご自分の秘書が逮捕されても、幹事長が検察審査会から起訴相当と判定を受けても、決して自身の責任には言及せず、職務を全うすることが政治家としての責任という発言につながるのは、こうした考えが根底にあるからでしょう。4年間、いやあと3年半。日本は大丈夫でしょうか?本当に心配になってきました。
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民主党の公約ではない「最低でも県外」

2010-05-05 07:23:53 | 日記
「最低でも県外」。普天間基地移設に関して鳩山総理大臣が昨年の衆議院選挙時に盛んに発言していた言葉であることはご存じだと思います。テレビでもそのシーンが繰り返し放送されています。当時、鳩山総理大臣は民主党代表でした。公党の代表の言葉は、公約に等しい、いや公約だと思います。ところが、鳩山総理大臣は昨日沖縄にて、「最低でも県外」は「党としての公約」ではなく、党代表としての個人的な発言であると発言しました。えっ!マニフェストに掲げていないものは公約でも何でもないという理論でしょうか。守る努力さえすれば、最終的に守れなくても問題はないという理論でしょうか?だから、結構無理だと考えられるような発言を次から次へとためらいもなくするのでしょう。こ普天間基地の県外移設に関しての発言は、、総理大臣に就任してからも同様の発言を何度もしていると思います。特に、沖縄県民の民意が非常に大切だということを強調していると思います。もう鳩山総理大臣の言葉は誰も信じないのではないでしょうか。これでも信じられるという人がいるのならば、なぜ信じられるのか聞いてみたいですね。狼少年、いあやもう狼おじさんでしょうか。鳩山総理大臣。日本国民として恥ずかしいと思います。民主党に投票した方。これから投票しようとしている方。日本の顔として適切かどうかもう一度考えてほしいものですね。鳩山総理大臣が交代すればよい?いや違うと思います。こうした総理大臣を担いでいる民主党、そして鳩山総理大臣をコントロールできない民主党の責任は大きいと思いますし、こうした政党であるならば誰がなってもそこから発せられる言葉は信じられないと思います。漢字が読めない方がまだ良いのでは?言葉を信じられないより・・・・・。
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戸別補償

2010-05-05 06:06:00 | 日記
農家への戸別所得補償制度について考えてみたいと思います。鳩山総理大臣は、コメ農家以外にも地域の主要作物に対して、戸別補償制度を導入すると言っています。何となく農家のために非常に良い政策であり、食糧自給率向上に寄与するのではないかと思いますが、実は非常に大きな問題を生じさせているそうです。もちろん、財源の問題があります。でも、仮に財源がクリアできたとしてももっと大きな問題があります。それは、現在の休耕地を借りて農業を行っている人たち、いわゆる「プロ農家」の問題です。農家には様々な事情から休耕地にせざるを得ない土地がたくさんあり、そのまま放置している場合もありますが、かなりの土地をこうしたプロ農家に貸しているそうです。プロ農家は、作物収入をいかに上げるかが自身の収益につながるので、効率的な農業を実勢しているのです。一方、放置しているより貸した方が賃料が入ってきますから、農家にとっては得な訳です。ですが、コメ作に対する戸別補償が始まると、農家は貸していたり、別の作物を作っていては補償の対象にならないので、貸すことを止めて急にコメ作を始めているという状況らしいです。こちらはいわゆる「貸し剥がし」だそうです。もちろん、全ての農家がこうした状況であるのではありませんので誤解のないようにお願いします。こうしたプロ農家は将来の日本の農業において極めて重要な役割を担っていると考えられます。しかし、戸別補償制度はこうしたプロ農家による効率的な農業経営を排除する方向に働いています。さらに、他の作物へ戸別補償制度が適応されていくと、どうなるのでしょうか。10年後、25年後、50年後、そして未来の日本の農業のために本当に良い政策かどうか、国民的な議論が必要なのではないでしょうか?
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鳩山総理大臣の言葉は・・・・・

2010-05-04 18:10:37 | 日記
言葉、自分の考え方を伝えたり他者の意見を聞いたりして、コミュニケーションする大切なツールの1つだと思います。もちろん、それ以外の意味もあるとは思いますが、最低でも意見交換ができなければ意味がありません。しかし、鳩山総理大臣が沖縄訪問時に発した言葉は何を言いたいのか全く分かりませんでした。政治家の言葉は、はっきりしないことが多々あることは承知しているつもりです。政治とはそういうものだとも思います。でも、自ら沖縄に乗り込んでいって、対話をして記者会見に応じているのです。だとしたら、やはり
言葉で相手に伝えなければならないのではないでしょうか。今回の沖縄訪問。正直がっかり、というよりはやはり、という感じでしょうか。沖縄県民の皆さんは怒りがますます増大してしまったと思います。もうこれで、普天間基地移設はなくなってしまうかもしれません。これこそ最悪のシナリオでしょうか。今後に及んでまだ政府案は固まっていないとか、5月末までに決着とか述べていること自体が理解できません。このままでは、沖縄だけでなく日本そのものがおかしくなってしまうのではないでしょうか。鳩山総理大臣は政治家として、いや一国の総理大臣としての言葉の重みを理解してほしいと思います。でないと・・・・・。どうなる日本・・・・・。
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葉酸・ビタミンB12投与、アルツハイマー改善

2010-05-04 06:22:14 | 研究
軽症期のアルツハイマー病患者にビタミンB群の一種の葉酸とビタミンB12を投与すると症状が改善することが報道されています(YOMIURI ONLINE)。これまでアルツハイマー病に関しては、根本的な治療法はなく、症状の進行を遅らせることしかできなかったと思います。今回の研究は、早期の患者であればひょっとしたら治癒するかもしれないというもので、患者さんにとってはgood newsのはずです。
記事によりますと、の軽症期の患者を〈1〉葉酸を1日1錠投与する第1群(90人)〈2〉1日に葉酸1錠とビタミンB12を3錠投与する第2群(92人)〈3〉アルツハイマー病の薬として国内で唯一使われている「アリセプト」を投与する第3群(40人)、の3群に分け、2005年から1年間観察し、重症度を示すミニメンタルテスト(30点満点で、値が低いほど重症)で効果を調べたそうです。その結果、観察前は第1~3群とも平均20点だったが、1年後には、第1群は23点に、第2群は25点に改善したが、第3群は18点に悪化していたそうです。さらに、第1、2群はアルツハイマー病の危険因子とされるホモシスチン(必須アミノ酸の老廃物)の血中濃度も下がっていたといいものです。また、第1群より第2群の方が症状が改善していたことから、葉酸単独投与より、葉酸とビタミンB12を併用した方がより効果が大きいこともあきらかとなったそうです。これまで、葉酸とビタミンB12が、アルツハイマー病の危険因子とされるホモシスチンの血中濃度を下げることは明らかになってたそうですが、こうした検証研究はこれまで報告がなかったそうです。しかし、中等症期以上の患者に葉酸やビタミンB12を投与しても改善は見られず、発病早期にのみ有効と考えられるそうです。
一般に、葉酸やビタミンB12は人の生理機能を維持する上で必要な栄養素として知られています。葉酸もビタミンB群の栄養素で、アミノ酸や核酸の合成に関与しているものです。妊娠期に葉酸が欠乏すると神経管閉鎖障害が起こり、二分脊椎症や無脳児の発生のリスクが高まることが知られています。また悪性貧血を引き起こすことも知られています。一方ビタミンB12も血液幹細胞の成熟に必要で、欠乏により悪性貧血となることが知られています。今回の研究のメカニズムは記事からだけでは分かりませんが、神経細胞の分化や成長に葉酸やビタミンB12が重要な役割を果たしているということになるのでしょうか。
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