健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

中国の鳥インフルエンザ

2013-04-04 08:30:01 | 研究
中国で鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染者が相次ぎ、ここ数日ニュースで大きく取り上げられています(YOMIURI ONLINE)。昨日(4月3日)まで、感染者9人、死者は3人となっているようです。国立感染症研究所は、中国当局から先月31日に、最初に感染が確認された上海市の男性2人、安徽省の女性1人から検出したウイルスの遺伝子情報の提供を受け、分析していたそうです。その結果、このウイルスの遺伝子が人に感染しやすく変異していることがわかったそうです。また、上海市と安徽省のウイルスの遺伝子配列はほとんど同じで、感染が広がっている可能性もあるということです。H7N9型のインフルエンザウイルスは毒性が弱いとされていますが、ウイルスの性質が変わっている可能性もあるようです。今後も注目していきたいですね。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 運動で脳の老化を防止 | TOP | 学習は脳にダメージ »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 研究