1日に4マイル(約6.4キロ)以上走ると、健康的ではない、つまり「運動のやり過ぎ」になるかという論文が先日発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究は、心臓発作を経験したことのある2400人を対象に行われ、運動量と比例して心臓発作による死亡リスクが減少することが確認。しかし「ある点」を境に、運動によって得られる恩恵が少なくなることがわかったというもの。研究によると、週30マイル(約48キロ)以上のランニングおよび週46マイル(約74キロ)、1日6.5マイル(約10キロ)以上のウオーキングがその「境界線」だったそうです。つまり、ランニングやウオーキングは無限に恩恵をもたらすのではなく、一定レベル以上になると、例えば週30マイル(約48キロ)以上のランニングは、危険性を大幅に高めるというもの。競技のランニングも急性事象のリスク増加を示しているとしています。同時に、この研究は心臓発作の生存者を対象にしたものなので、統計結果は集団全体には一般化できない可能性があるとも。一般的に、週2時間30分程度の適度な運動、または週75分程度の激しい運動を心臓および体の健康のために奨励されているとも。さて、どこから運動のし過ぎなのでしょうか?興味深いですね。
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