2012年に全世界で計4400万人だった肥満児と過体重児が今後急増し、2025年には計7500万人に達する恐れがあるとの調査報告を、世界保健機関(WHO)が先日発表したそうです(AFPBB NEWS)。WHOによると、肥満児と過体重児合わせて全世界で3100万人だった1990年以降、2012年までにアフリカだけでもその数は400万人から1000万人に増加。今後、増加のペースはさらに加速するというのです。過体重の子どもは、糖尿病やがんなどの重い病気を発症する可能性が高いですが、今すぐに行動を起こすことで将来、医療制度にかかる多大な負担を回避できるかもしれないそうです。社会科学者、公衆衛生専門家、臨床科学者、経済学者などが一丸となり、入手可能な最良の証拠を組み合わせて一貫性のある計画を策定する予定があるということです。考えさせられますね。
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