健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

野菜を食べて菓子やケーキを減らす

2010-11-12 06:30:02 | 研究
減量。1度は考えたり、試みたことがあるという方が多いのではないでしょうか。いろいろな減量法があると思います。食事療法はその代表的なものですね。食事療法はいつでも簡単に始められる半面、なかなか効果が出なかったり、挫折しやすかったり、と失敗する方も多いと思います。やはり、運動を取り入れないと厳しいのが現状?この減量のための食事療法を守れるかどうかは、特定の食物群の消費量を変えられるかどうかにかかっている?という発想で研究が行われたそうです。研究では、さまざまな食物群の摂取量変化が減量にどのような影響を与えるかを2年間に亘って調べたそうです。2型糖尿病患者45人と糖尿病でない患者277人を対象に、インターネットを利用した食物の摂取頻度に関する質問表を用い、11の食物群(飲料、野菜、フルーツ、乳製品、肉類、パン/シリアル/パスタ/ジャガイモ、菓子・ケーキ、豆類、魚類、油脂および卵)の摂取量の変化について調べたそうです。参加者の86%は男性で、中程度の肥満(体格指数31kg/m2)で、年齢は52歳でだったそうです。その結果、どの食事法でも特定の食物群の消費を変化させることで減量は達成できたというのです。特に、野菜の摂取を増やすことと菓子やケーキの摂取を減らすことが有効であるという結果だったそうです(日経メディカルオンライン)。食事の順番や速度なども関係あると思いますが、まずは野菜をたくさん食べて、おなかをいっぱいにすればよいのですね。そうすれば、菓子やケーキの食べる余地は少なくなっていくでしょうか。
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