西アフリカで流行しているエボラ出血熱について、国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」は、感染が深刻な地域が60か所を超え、「もはや制御不能」な状態だと語ったそうです(AFPBB NEWS)。「国境なき医師団」は報道発表文のなかで、「現在のエボラ出血熱流行は地理的な拡大、感染者および死者の数において前例をみない規模にある」としているそうです。致死率が最大90%とされるエボラ出血熱のまん延が、あまりに急速なため支援団体や医療関係者らも手に負えず、感染地域の住民たちは恐怖に陥っているそうです。新たな感染地域がギニア、シエラレオネ、リベリアで見つかってしるようで、エボラ出血熱が他の地域へも拡大する危険が現実に迫っているとも。今回のエボラ出血熱の大流行は、今年初めにギニアで報告されたのが始まりだった。世界保健機関(World Health Organization、WHO)の先週の発表によると、今回のエボラ出血熱の流行でこれまでにギニア、シエラレオネ、リベリアの3か国で少なくとも337人が死亡しているそうです。
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