健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

炭素菌

2014-06-27 08:30:07 | 研究
米国疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)は先日、米国ジョージア州アトランタにあるCDC施設で職員75人ほどが誤って炭疽菌にさらされた可能性があると発表したそうです(AFPBB NEWS)。職員らには抗生物質が投与され経過を観察中だが、感染の恐れは「極めて低い」ということですが・・・・・。CDCによると、事故が起きたのは厳重な安全対策を施された研究室だったそうですが、安全性確保の手順が正しく行われていなかったことが問題だったようです。この研究室では、環境試料から危険な病原菌を検知する新手法を開発するため、防護対策のより軽度な別の研究室で行う研究で使う炭疽菌のサンプルを準備していたそうです。しかし炭疽菌サンプルを不活性化する適切な手順が取られなかったというのです。調査の結果、他のCDC職員やその家族、一般市民への危険はなく、これらの人々が対策を取る必要はないそうです。炭疽菌は土壌に生息する細菌だそうです。米国では2001年に、炭疽菌が入った郵便物が複数のメディアや議員宛てに送付され、5人が死亡する事件が起きているそうです。
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