健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

小学生が書いた研究論文が科学誌に・・・・・

2011-01-05 07:51:54 | 研究
新年早々、驚きのニュースです。英国の小学生グループが書いた論文が、英王立協会の発行する科学誌「バイオロジー・レターズ」に12月末、掲載されたというのです(YOMIURI ONLINE)。バイオロジー・レターズはおそらくBiology Lettersという雑誌で、インパクトファクターが3.521。インパクトファクターの数値で論文の価値を一概に評価できないことは理解しているつもりですが、やはり子供の論文が学術誌に載るということは驚きです。執筆者の子どもたちは、英国デボン州にあるブラックオートン小学校の8~10歳の児童25人だそうです。科学の授業の一環でマルハナバチを飼育し、ハチがどうやって蜜のある花を見つけるのか調べようと、様々な色のライトを表示できる箱を使い、ハチを観察したそうです。黄色いライトの真ん中にある青いライトや、逆に青いライトに囲まれた黄色いライトに、砂糖水を仕込んでハチの行動を調べたところ、ハチは砂糖水がなくても真ん中のライトに飛んでいくようになったというものだそうです。もちろん、先生の指導が入っていると思いますが・・・・・。研究はちょっとした思いつき。つまり、アイデアですね。我々も見習わなければ。
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