健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

男性は女性より自己愛傾向が強い

2015-03-27 08:30:37 | 研究
男性のほうが女性よりもナルシシズム(自己愛)の傾向が強いとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では30年にわたり47万5000人以上のデータを分析。この傾向は年代や世代を問わず同じで、良い面と悪い面の両方があるというのです。ナルシシズムにはさまざまな自己愛性パーソナリティー障害との関連があり、良好な人間関係を持続できなかったり、倫理に反する行動をしたり、攻撃的傾向が強かったりするとともに、自尊心を高める、感情的に安定する、リーダーシップを発揮するといったプラスの面もあるようです。この研究は、355点を超える学術記事、研究論文、草稿、技術マニュアルなどを分析し、ナルシシズムにおける性差を「リーダーシップ・支配力」「尊大さ・自己顕示癖」「特権意識」の3点から比較。その結果、男女差が最も大きかったのは「特権意識」で、男性は女性に比べて自分には特別な権利が認められていると考えがちで、他人を自己の目的のために利用する傾向が強いことが示唆されたというもののようです。
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