健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

若者10億人超に難聴リスク

2015-03-13 08:30:14 | 研究
世界で10億人を超える若者が、大音量の音楽を聞くことによって難聴になる恐れに直面していると、世界保健機関(World Health Organization、WHO)が警鐘を鳴らしたそうです(AFPBB NEWS)。WHOが先月27日に発表した試算によると、中・高所得国の12~35歳のおよそ半数が、聴覚を損なう恐れのある音量で携帯音楽プレーヤーやスマートフォンを利用していたそうです。また、40%がコンサート会場やナイトクラブで危険なレベルの大音量にさらされていたとも。WHOでは、85dBを超える音量では8時間、100dB超なら15分で、耳の機能を損傷する危険があると指摘。難聴にならないためには、携帯音楽プレーヤーの音量を下げ、利用時間を1日1時間までに減らすべきだと勧めているそうです。愛好家にとっては、耳が痛い話ですね。
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