健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

寿命の延長には上限がある

2014-09-04 08:30:30 | 研究
人の寿命は、上限なく延び続けるのだろうか?という、古くて新しい疑問。この疑問に対して、1つの結論が導き出されたというニュースが先日報道されていました(AFPBB NEWS)。研究は、1899~2013年に110歳以上で亡くなった人たち1205人と、1896~2012年に開催された五輪に出場したアスリート1万9012人を対象に調査。アスリートは寿命が最も長い部類に入ると考えられているそうです。110歳以上で亡くなった人たちについては、寿命はそれまで着実に延びてきたものの、1997年に頭打ちになったことが確認されたそうです。また、アスリートでも同様に、一定の時点で延びが止まっていることが確認。寿命が延びる傾向が継続したのであれば、より多くの人がさらに長生きしている証拠が見つかるはずだったが、実際は寿命が止まることなく延び続けるのを阻む「目に見えない壁」が存在するとの説を裏付けるものだったそうです。ですが、今回の調査が比較的少人数を対象に行われたものであり、観察期間が限られていたことから、ひょっとすると・・・・・。また、人種差もあるもしれないですね。
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