健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

タバコからジェット燃料

2014-09-03 08:30:47 | 研究
米国航空宇宙機器大手ボーイングが、南アフリカ航空とオランダのバイオ燃料開発企業SkyNRGと共同で、タバコの種子からジェット燃料を生成すると発表したそうです(AFPBB NEWS)。SkyNRGは南アフリカで、バイオ燃料の原料とすることを念頭に、ニコチンを含まないタバコの交配種「ソラリス(Solaris)」の生産を強化しているそうで、このソラリスの種子油を使ってジェット燃料を開発するというもの。植物など再生可能エネルギー源を原料とするバイオジェット燃料は、二酸化炭素排出量を50~80%カットできるとされ、2011年に認可されて以降、既に世界で1500便を超える航空機に使用されているそうです。ボーイングはこれに先立ち今年1月、海水で育つ砂漠の植物からバイオ燃料を生成する研究に進展があったとして、この植物の試験栽培を始める方針を中東の提携研究機関と共同で発表しているそうです。
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