健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

2011年ノーベル医学・生理学賞

2011-10-04 08:30:27 | 研究
今年のノーベル医学・生理学賞が発表されました(YOMIURI ONLINE)。受賞者は、ブルース・ビュートラー・米国スクリプス研究所教授、ジュール・ホフマン・元フランス国立アカデミー議長、ラルフ・スタインマン・米国ロックフェラー大学教授の3人。授賞理由は、ビュートラー、ホフマン氏が「自然免疫の活性化に関する発見」、スタインマン氏が「樹状細胞と、獲得免疫におけるその役割の発見」だそうです。賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億1000万円)で、ビュートラー、ホフマン氏にあわせて2分の1が、スタインマン氏に2分の1が贈られるそうです。でも、その発表の直後、スタインマン教授が3日前に死去していたことが判明。ノーベル賞規程では、受賞時に生きていることが条件になっているそうですが、選考委員会は発表まで死去の事実を知らなかったとして、そのまま住所されることが決定しました。前評判では、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大学の山中伸弥教授が有力視されていたようですが・・・・・。でも、まだ来年以降も受賞する可能性が高い研究だと思います。

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