フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

UVレジンと紫外線ライト

2019-02-10 11:31:23 | メガネ・ルーペ

べっ甲メガネのブリッジ補修

 飴色のUVレジンでべっ甲の丸メガネ、フリッジを補修しました。

 ブリッジはメタル製なので、メガネをかけたときにブリッジの当たる箇所が痛いので、UVレジンでくるみました。

 以前に紹介した、縁がべっ甲の丸メガネです。縁はメタル(真鍮?)でべっ甲で巻かれています。

 100均の琥珀色のUVレジンです。ブリッジの鼻にかかる内側に厚く塗ります。UVレジンは、ホームセンターなどで扱っているものは、結構高いです。そちらの方が、品質の良いものなのか・・・

 紫外線ライトをあてて、硬化させます。数分で硬化してきますが、少しべたつきます。100均のUVレジンの質の問題なのか・・・説明書きには5~30分とありますので、液が垂れない状態になってからもライトを当て続けます。

 結局、翌朝直射日光に30分程当てて完了。かけ心地がソフトになりました。
 もともと軽いメガネなのですが、それでも長時間かけていると、ブリッジの鼻梁に当たる箇所が痛くなってきます。これで大変具合が良くなりました。丸メガネは読書の時など、とても見やすく使い心地がよいものです。

 

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利根川雪の朝

2019-02-07 10:00:00 | 日記

利根川の河原、雪の朝

 先日の雪が降った翌日の朝、利根川の河原に雪景色を撮りに行きました。

 雪の朝、積雪はあまりありませんが、寒いです。快晴の日差しがまぶしく、少しづつ暖かくなってきました。

 

 堤防の上に、ところどころ木のベンチがあります。

 道路の水たまりが、凍り付いていました。

 

 これらの写真すべてデジカメ、リコーGXRで撮影しました。

 どうってことないデジカメの写真ですみません。近頃フィルムは、まったく使っていませんね。35mmや4×5のリバーサルフィルムは、冷蔵庫の中に置きっぱなしです。期限切れになってしまうのではないかと・・・。
 ポラロイドのフィルムも入れっぱなしですね。ポラのフィルムは冷蔵庫保管していても期限切れになると、ジェル状の現像液が分離してまともな写真が上がりません。思い切って使わないと・・・でもなかなか使えないんですよねぇ・・・

 

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天芯(テンプの軸)研磨器

2019-02-05 21:25:19 | 腕時計

天芯(テンプの軸)研磨機

  天芯研磨機を手に入れました。旭産業製です。って、全く知りませんでした。調べてみたら昭和17年創業の三菱電機の協力会社で、現在も操業しています。

 もう油で汚れ放題でした。ずっと使われていなかったようです。556で油汚れを拭き取って、これでもちょっとはきれいになりました。

 三つ割れのチャックに天芯をくわえ込んで、天芯を研磨します。多分・・・。このチャックは回転します。

 電動ではありません。サイドにあるクランクレバーを手動で回して、円形のプレートヤスリを回転させます。このとき天芯を挟んだチャックも回転して天芯の軸を研磨します。円盤ヤスリは、二つあります。右の黒い方は荒目、左の白い方は細目です。
 最初、レバーが全く動きませんでした。回転部分の軸や歯車のグリスが固まっていたようで、まるでストッパーが掛かっているように全く!ピクリとも動きません。グリスの固まった軸の部分に556を差して、まる一日置いて円盤ヤスリを手で回したら、少しづつ動き出しました。556は揮発性もあって、固まったオイルを溶かす性質があります。油汚れは油で、と同じ性質の溶液で洗浄すると汚れやシミなどを落とすことができます。

 腕時計の天芯は非常に細く、地板のホゾに挿入する部分はさらに細くなっています。多分、0.1mm位。時計旋盤では、この先端部をそこまで細くすることはできないのではないか・・・と思います。それを細くするためには旋盤のバイトで削るのではなく、このような研磨機で研磨するのではないかと。プロではないので、想像するしかないのですが。
 天芯の先端部は、時計を落下させたりして衝撃を与えるとすぐに折れてしまいます。古い時計では、天芯の替えがないので、時計旋盤とこのような研磨機で作るのではないか・・・と想像されます。素人なので、あくまで想像ですが・・・
 時計職人の方には、どのように対処するかは判り切ったことなのでしょうけれど・・・
 まあ、そんなことをいろいろ考えながら試してみるのが、おもしろいのです。近頃は、このような専用工具に凝ってます。どのように使うのか・・・を勝手にあれこれ想像してみるのが楽しいです。

 なにか、ただの機械おたくのマニアックな報告で失礼しました。

 

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パイロット万年筆エリート14kペン先研磨

2019-02-01 18:27:12 | 万年筆

パイロット万年筆エリート14kのペン先研磨

 パイロットのエリートペン先は14kです。

 インクはパイロットの「土筆」(つくし)です。万年筆名はエリートではなくて、”E"かな?

 ペン先は大き目のサイズで14kです。文字サイズは、EF(極細)で、14kにしてはカリカリした書き味です。
 EFサイズでは、そもそも硬い書き味なのですが、引っ掛かりがあるようなので研ぐことにしました。
 ペンポイントをルーペで見ると、スリットの左右で長さが違っていました。

 2000番(だったか?)の耐水ペーパーに水を垂らして研磨します。
 まず長い片側の先端部分を短くして、左右の長さを合わせます。それから紙との接触ポイントを、軽くまーるく研ぎます。

 左右の長さが合いました。先端部分が少し曲がっていたようです。イリジウムのペンポイントは、EFなので小さいです。

 よ~く洗浄して、パイロットのインク「新緑」を入れてみました。きれいな緑色のインクです。パイロットは、20種類以上(24種類)の和名の色のインクを出しています。

 こちらは試し書でブルーブラックと土筆(きれいな茶色)が混じって黒色になってしまいました。”EF”なのでやや硬いですが、引っ掛かりがとれて滑らかに書けるようになりました。

 

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