フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

ペリカンインク4001

2018-08-11 10:00:00 | 万年筆

新旧のペリカンインク4001

 前回のペリカンインク4001の新旧タイプです。

 ペリカンインクの4001は昔から人気のタイプで、現在でも作り続けられています。左が現行品の4001、色は”Blue Royal”です。古い方の4001は、ラベルに色の表示が見つかりません。昔はこの一色しかなかったのかもしれません。

 

 万年筆にインクを吸入しました。インク確認窓から吸入量が見えます。

 

 万年筆は新しいものの様なので、現行品のインク4001を入れて、試し書きをしてみました。上の字は、パイロットのブラックです。
 4001は、やや薄いきれいなブルーです。
 私は万年筆のメーカーごとに、それぞれのインクを使い分けています。メーカーの製品をリスペクトして。ペリカン、モンブラン、パーカー、パイロット・・・など。 

 ペン先のサイズは”F"です。非常に滑らかな書き味です。モンブランとは、また異なった滑らかさですね。

 ちなみにモンブランやペリカンなど外国製の万年筆は横書きの英文字用で、縦書きの漢字、かなまじりの日本の字を書くのには向いていない云われていますが、日本で販売されているものは、日本の文字が書きやすいようにペンポイントが調整されているそうです。

 

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ペリカン ギュンター ワグナー 万年筆とインク

2018-08-10 10:00:00 | 万年筆

ペリカン ギュンター ワグナー(Pelikan Gunther Wagner)

ペリカンの古い万年筆とインクのセットです。

 きれいな化粧箱にインクとセットになって入っています。未使用の状態です。もう、このまま置いておくしかないな。

 ブラックボディーで、インクの残量を確認する窓があります。これは現行品と同じです。でもこの万年筆は、新しいもののようです。クリップがペリカン(鳥の)の嘴タイプになったのは、天冠にペリカンマークがついたときですので。
 ケースの万年筆を置くスペースは2本分あって、オリジナルはたぶん万年筆とボールペンがあったのではないか・・・と思われます。

 左が緑縞のスーベレーンM400です。大きさは、まったく同じですね。

 

 

 インクは尻軸を回して吸入するピストンタイプで、M400と同じです。尻軸を緩めるとピストンが上昇し、その状態でペン先をインク瓶に浸けて尻軸を絞めると、ピストンが下降してインクを吸引します。このタイプが、一番インクをたくさん吸引してくれます。

 

 ペン先は、全体が14kのクラシックタイプです。キャップは天冠にペリカンマークの無い、古いタイプです。

 インク4001は古いものです。ペリカンはもともと創業当時はインクのメーカーでした。蓋は昔のペリカンマーク(親のペリカンとヒナが4羽います。)が印刷された紙で封印されていて、未開封の状態です。液面はやや下がっていて、インクは少し蒸発しています。
 しっかり封がしてあっても長期間保存していると、中のインクは徐々に蒸発していきます。その結果インクの粘度が上がって、実際に使うとペン芯の隙間にインクが詰まって字が書けなくなります。
 でもこんなヴィンテージのインク、そもそもとても開封などできません。色はきれいなブルー、ロイヤル・ブルーのように見えます。結局このまま封印、デットストックですね。ペリカンのインクは現行品でも、ブルー系が透明感もあってとてもキレイです。ウ~ン、使ってみたい・・・

 クラシックなデザインのボトルとラベル、とても雰囲気のあるインク瓶です。ウ~ン、開けたい・・・

 

ー追伸ー
 ハッと気付いて箱の裏を見たら、”Made in W.-Germany”とありました。このデザインのインク瓶は、たしか戦前のものです。それにしては、ずいぶんとキレイな状態のラベルだなあ・・・と思ってました。結局この箱に収められた万年筆とインクのセットは戦後の、それも比較的最近の、と言っても箱のコーナーは擦れているので、30年位前のものか・・・復刻版のようですね。
 でもインクは封印がしてあるし、やはりこのままデッドストックにします。机上のオブジェとして。

 

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沖縄今帰仁村コープの幻のサバ青缶

2018-08-08 10:00:00 | 沖縄

幻の無塩サバの青缶

 今年沖縄に行ったとき、家人が今帰仁村のコープで、幻のサバ青缶を見つけました。

 青森の八戸産です。それが何で沖縄の今帰仁に・・・ほとんど手に入らなくて、ネットでも高額な値段になっています。無塩というのが、評判の理由のようです。本土のスーパーの店頭ではまったく見かけないのに、今帰仁のコープに6個並んでいました。狂喜して買い占め、大人買いw…
 食べてしまうと、もう手に入らないので・・・なかなか開けられませんw・・・スコッチのロックのアテにしたいのですが、見るだけです。でもこうしてみると、なかなか秀逸なデザインで、食卓のインテリア、オブジェにもなりますねぇw・・・

 この間テレビでサバの缶詰だけ何日間か食べ続けて、血圧、体脂肪を大幅に下げたデブタレの番組やってましたね。このサバ缶は無塩だし、もっと効果が出るかも。

 すみません、それだけの話です。でもこんな発見があるところも、沖縄が好きになる理由ですね。

 

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昭和のゴム切り鋏

2018-08-06 22:57:19 | 雑貨etc.

昭和のゴム切り鋏

 特に理由はないのですが、刃の部分が反った昭和時代のゴム切り鋏(洋バサミ)を手に入れました。しいていえば、サクサクの切れ味のハサミが欲しかったということです。

 握りの輪が、大きいです。ゴムを切るのに一方の輪に親指と、もう一方に人差し指、中指、薬指、小指まで入れて力が入るようにしているのでしょう。

 2本とも同じ規格のものです。3つの双葉印と”SRG.Y"と刻印があります。

 刃の部分に反りがあります。2枚の刃の反りがぴったり一致して、抜群な切れ味です。このかみ合わせの精度で切れ味が決まります。
 ちなみに刃を研ぐときはかみ合っている面ではなく、刃の先端のコバの部分を面に合わせて研ぎます。かみ合っている面を研ぐと隙間ができて、切れなくなります。

 反りがあるので、紙など薄いものをまっすぐ切るのは難しいです。厚みがあって、少し硬いゴムなどを切ると、まっすぐに切れるのかもしれません。確かに厚いものを切るときは、右手で使う場合、上下の刃が右に曲がってかみ合っている方が切り易い、よく切れるのかもしれません。

 先端部分がわずかにクロスしています。精密な加工です。鋼が青光りしています。

 

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変わりペンチ

2018-08-04 10:00:00 | 腕時計

変わりペンチ3種とヤスリ、カッター

役に立つのかどうなのか・・・変わりペンチ3種を手に入れました。

 

 どのように使うのか・・・たぶん時計の修理用だとは思うのですが。

 傷がつかないよう、挟む部分が硬質樹脂のペンチです。だいぶんすり減っていますが、とくに支障はないでしょう。

 大きなヤスリ、腕時計の部品加工用にしては大きいですね。工具の研磨、調整用に使えそうです。ヤスリは重要な修理工具です。

 GEM製の”BRACECUTTER”です・・・って、何だろう? 何かベルトとかをカットする工具の様なのですが。まあ、そのうち何かに使いたいと思います。工具の使い方って使い慣れたものでも、突然異なる使い方を思いついたりするんですよね。

 何しろ素人なので、専用工具の知識がありません。時計やカメラ、万年筆などは、修理のための専用工具が色々あります。結局職人技で修理されるので、徒弟制度で技術が伝承されていますね。私の場合は基本的に自分で、あーでもない、こーでもない・・・と、いろいろ試しながらやってます。

 

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