オメガ手巻きスモールセコンド、オリジナルベルトの補修
金無垢のフレーム、裏蓋のオメガ手巻きスモールセコンド、オリジナルベルトを補修しました。
ブラックフェイスの手巻きオメガ、スモールセコンド、自動巻きです。古いものなのに今風なデザイン、かなりデカフェイスです。ベルトは黒のワニ革がついています。
オメガの自動巻きはSEIKOなどと違ってローターが回転せず、振るとカタカタ音がします。
オリジナルのベルトが大分やれてきていて、定革(ベルトを留める輪)がなくなっていました。ベルトはまだ使えそうなので(革用のオイルを塗って軟らかくしておきます)取り替えずにそのまま残して、定革だけを黒い革を切り出して輪にしてゴムのりで貼り付け補修することにします。
昔からある「ゴムのり」最近のボンドなどより、優れものです。金属も切れるハサミで、厚い革を切り取ります。
定革を黒い革で作って、ゴム糊で裏に貼り付けた革で留めます。
革の両側にゴムのりを塗って、そのあと3分ほど乾かして指で触ってもくっ着かない状態になったら、貼り合わせてハンマーでたたいて密着させます。ベルトの裏にはひび割れが出来ていますが、野球のグローブなどに塗るオイルで軟らかくしておきます。こんな感じで、仕上がりました。
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