労災保険の特別加入

厚生労働省はウーバーイーツなど
料理配達員を労災保険の特別加入の
対象とする調整に入った。

労災保険は雇用する事業主に加入義務があり、
保険料も負担する。

個人事業主も特例的に任意加入できる仕組みがあり、
建設業の一人親方などが対象で、
４月に俳優やアニメーターなども追加された。

料理配達員は危険も多い、
新しい事業には新たな対応が必要だ。

帝国ホテルの京都進出

帝国ホテルは京都・祇園にある

国登登録有形文化財の弥栄会館を
高級ホテルに改修、

２０２６年春の開業を目指す。

新型コロナウイルス収束後の旅行や
訪日需要の回復を見据え、
外資系高級ホテルに対抗するという。

コロナ収束後に備える動きが出てきた。

脱炭素電源６割

経済産業省が２０３０年度の実現を目指す
新たな電源構成の比率方針

現状での２０３０年度時点での電源構成は
原子力２０～２２％、
再生可能エネルギー２２～２４％、
火力５６％

これを原子力は２割程度を維持し、
再生可能エネルギー３割台後半に高める方針という。

再生可能エネルギー比率を高めないと
世界で販売する製品への影響がくる。

日本郵政の従業員１割減

日本郵政の２０２１～２０２５年度の中継経営計画

採用の抑制などによる自然減で
グループの従業員の約１割に当たる
３万５千人の削減方針。

窓口対応のデジタル化などで
業務を効率化するという。

逆に中小企業では人材獲得のチャンスになる。

出版の流通

出版大手の講談社、集英社、小学館の３社と
総合商社の丸紅が年内に設立するを目指して
協議を始めた書籍や雑誌の流通会社

出版物は出版社から日販やトーハンなどの
大手取次会社を介して
全国に販売される仕組みがある。

出版市場の縮小で返品に伴い
収益構造が悪化しており、

新会社は業界の地図を塗り替える可能性があるという。

コロナ禍で長年の仕組みも変わっていく。