家を借りている人が死亡すると
賃貸借契約書が終了する
「終身建物賃貸借」制度の要件を
緩和する政府の方針。
現行では「床面積25㎡以上」としている下限を引き下げ、
高齢者が家を借りやすくする。
孤独死した場合、部屋の清掃や遺品の処理をするには
相続人と連絡を取る必要があり、
煩雑さから、高齢者の入居を断る家主は少なくない。
制度は入居者が死亡すると契約が終わる仕組みで、
家主は相続人を探す手間が省ける。
具体的な引き下げ幅や緩める要件は
今後詰めるという。
高齢者も安心して住める世の中にしたい。