イオンは2010年度中に、食品や飲料などプライベートブランド(PB)の
3%にあたる約160品目を10~15%値下げするという。
2009年度に約2000品目を値下げしたが、
今年に入ってメーカー品の値下がりが進んだためPBの価格を下げる。
従来は商品の仕様についてイオンが決めていたが、
原材料の調達はメーカー任せのケースが多かったという。
今後は原材料や包装材をまとめて調達し、
生産委託先のメーカーに供給するなどしてコストを下げることを始める。
また、生産委託先の工場集約などもあわせて実施していくという。
大手小売業の価格支配力はますます大きくなっていく。
中小企業は価格で勝負をしてはいけない。
価格が高くても買って頂ける工夫が必要だ。