みどりの地味な生活

日々のつぶやきと生活記録

花火大会

2009年08月08日 20時59分52秒 | お楽しみ
  

近所で花火大会。

夫が何日か前から浴衣を着て花火大会に行きたいと言っていた。
浴衣の着方って簡単そうで実は難しい。
旅館の浴衣とは訳が違う。
福岡にいる時、母に着付けを習ったけどすっかり忘れている。
だから夫が浴衣を着たいと言った時も正直面倒くさかった。
でも今日から私は少し違うのだ。
夫の言うことを面倒くさがらずに聞いてあげよう。

浴衣を用意した。
ふと、あきらちゃんは今日何をしているのだろう?と思い
土曜か日曜かうちに来ない?とメールしたら
今日が都合がいいと言うので花火大会に誘った。

あきらちゃんは来年結婚するので今年一杯で会社を辞めて
宮崎に行ってしまう。あと4ヶ月しかない。寂しい。
私の妹のような友達のような親戚のような存在。

物思いにふけっていたら、仕事に出かけた夫から電話がかかってきた。
花火大会にあきらちゃんを誘ったと言うと「2人で行きたかったのに」と夫。
そんな気もしたんだけど、やっぱりそうだったのか。
女の私よりロマンチックな夫の乙女心に気を遣えなかった。
先に夫に聞いとけば良かった。私はこういうことが良くある。
今度からは一応相談してから行動を起こそう。

そして午前中に買い物を済ませ、午後から夜の食事の準備をした。
夕方あきらちゃんが来たので、2人で早めに食事をしてから
私は浴衣を着た。着方説明書を見ながら。
しかし難しい。とってもわかりにくい。
あきらちゃんと2人でああでもないこうでもないと試行錯誤。
鏡の前で汗だくになりながら着ていたら夫が仕事から帰ってきた。
私は終盤はかなり適当に帯を巻いたり結んだりして
強引に着付けを終わらせた。
夫にも強引に着付けをして何とか形になった。

今まで花火大会と言えば福岡の大濠公園がメインだった。
大濠公園の花火大会は8時から9時30分までだ。
だからどこもそれぐらいの時間だろうと思っていた。
しかし違った。
なんとここの花火大会は7時20分から8時30分まで。
浴衣を着るのに手間取ったので花火を見れたのは8時過ぎから。
しかも道路が歩行者天国になっており、観客は道路に座って見ている。
花火が見やすい場所は大混雑でなかなか前に進めない。
近所に住んでいるので部屋の中からしか見たことがなかったが
まさか外はこんなに大混雑しているとは。

結局ほとんど花火は見れなかった。
準備悪すぎたな。

今日から

2009年08月08日 08時24分50秒 | お楽しみ
少し見方を変えようと思う。

私が福岡でケーキの講師をしていた時の初めての卒業生で
さっちゃんという28歳の子がいる。

さっちゃんは今、結婚して専業主婦をしながら
たまにケーキ教室のアシスタントをしているらしい。
そのさっちゃんから久し振りに電話がかかってきた。

「みどりせんせ~い、赤ちゃんもう生まれたんですか~?」

ギクッとした。さっちゃんには死産したことは言ってなかった。
他の先生からも聞いてないんだな。
私は泣かないように、感情的にならないように
落ち着いて慎重に話すように努めて最近の出来事を話した。

「え~、そうだったんですかぁ・・・」

さっちゃんは気の毒そうな声で言った。
でも、私は思ってたより冷静に話をすることが出来てほっとした。
そして私が一通り話しを終えたらさっちゃんが言った。

「実は私妊娠したんですよぉ。だから先生に色々教えてもらおうと思って。」

少しドキッとしたけど、ちゃんと祝福を言えた。
今までは妊娠・赤ちゃんの話題など辛くて悲しくて出来なかった。
大河ドラマ『天地人』で常盤貴子が出産する際も
辛くて見ていられずテレビの前から離れた。
そんな私も最近は死産の話を少しずつ冷静に話せるまでになった。
私もかなり回復してきたんだなぁと感じた。ちょっと元気が出てきた。

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短大時代の友人さとみちゃんから指摘された。

「みどりはご主人を見下してるよね?」
「みどりのご主人に至らない点は多々あるけど、これからも本質は変わらない」
「一人になるのも一つの手段だけど、その前にみどりが考え方を変えてみては?」

私は今まで夫のダメなところばかりを取り上げて嘆いていた。
今日からは夫の良いところに目を向けるようにしよう。
そうすると良い方向に進むかもしれない。
少しずつ元気になることで、私の考え方も変わっていくかもしれない。
それでもうまくいかなかったら、その時にどうするか考えよう。