一生

人生観と死生観

直江兼継と志田氏ゆかりの会

2007-05-07 09:32:14 | 歴史
5月7日 
 09年NHK大河ドラマの決定。「天地人」で火坂雅志原作の直江兼継の物語である。直江は上杉謙信の養子景勝の家老として仕え、豊臣秀吉にも高く評価され、石田三成とともに徳川家康に叛旗をひるがえした硬骨の武将であった。三成が関が原の合戦で敗れた後、上杉家は所領百二十万石を四分の一の三十万石に減らされて米沢の地に移った。ここで彼はどん底の上杉の経済を建て直した。まことに立派な宰相であった。この直江家は今は絶えているが、夏戸城主志田(志駄)氏の親戚である。私は志田の末裔として、夏戸城志田氏ゆかりの会の会長を勤めた。「夏戸城のロマン」(吉原賢二著、真菜書房、1999)の中に直江、志田の活躍が記されている。直江の後継者としての志駄義秀の宰相としての働きはこの本の目玉である。