私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

徴兵制

2007-12-11 16:32:32 | weblog
自衛隊出身のシンガーソングライター沙Saori織(26)さんが「スカイラブ」を歌ってこの度デビューした。美人の彼女は陸自隊員として過ごした体験の中から多くを学び、今回発表した曲にはヘリコプターから見た景色など飛行隊にいたときの経験、日々の思い出がちりばめられているという。そんな思いを「災害派遣など命がけの現場でもそこに行くことができたことは、かけがえのない経験であり財産だった。私にとって一生ものの物語であり歴史でもある。」とコメントしている。若くして5年間の訓練に耐え抜いた彼女の根性と感性はこれからの歌手生活、人生に大きなプラスになっていくことであろう。
その一方、先日(11/28)宮崎県の東国原知事が座談会の席上「日本には徴兵制があってしかるべきだと思う。若者にはある時期、規律を重んじるような機関(例えば自衛隊)で教育することは重要だと思う。道徳や倫理観の欠落が、今の道徳の喪失につながっている気がする。」といった趣旨をオフレコで話したところ、これがマスコミのベースに乗り賛否両論の大騒動となった。同知事は戦争の賛美者でもなければ軍国主義者でもない。若者の礼儀、道徳、マナーが荒廃し、ニート、フリーターの増加とともにこどもが家庭内暴力から平気で親を殺める世相とあれば、同知事ならずとも言いたくなる。
無菌状態の温室で育ち高校から大学を経て社会の荒波に飛び込んでも「その場の空気が読めず」環境に順応出来ない若者が多過ぎる。私は東国原知事の考えには全く同感で、若者には前記の彼女の生き様を見習って欲しいものだ。