1月26日(土)朝ワルザザートの宿を出発し、西に33km、世界遺産の要塞の村アイト・ベン・ハッドウに向かう。アイト・ベン・ハッドウ村はいわゆる日干しレンガ造りの古い「クサル(要塞化された村」)の一つである。その現実離れした不思議な風貌は、迫力の或る空間芸術だ。
アイト・ベン・ハッドウに住んでいるのは、現在ベルベル人の5-6家族だけ。ここは映画のロケ地として使われる。有名なものでは「アラビアのロレンス」、「ソドムとゴモラ」、「ナイルの宝石など」。
カスバ街道にはこのような要塞(カスバ)が多く見られる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/3f/e8837a0930bddc07a8db47e192fa1e15.jpg)
西に向かって進んでいると、遠くにアイト・ベン・ハッドウが見えてきた
サムネイル画像を反時計回りにマウスオンしてください。画像が大きくなります
画 像 説 明
左1 アイト・ベン・ハッドウ遠景 右1 頂上から下を見る。カスバが見える
左2 川をロバに乗って渡る。オットト! 右2 頂上から遠く高アトラス山脈を望むことができる
左3 ここに住んでいる家族がお出迎え 右3 頂上は大事な物の貯蔵所
左4 中を見学 右4 頂上に向かって歩く。きつい坂だ
左5 生活の匂い、洗濯物が干してある 右5 泥をこねて日干しレンガの製造中
アイト・ベン・ハッドウの見物を終え、本日の目的地マラケシュへ向かう。途中標高2、200mのテシュカ峠を越える。白い丸太のようなものは売り物の化石だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/37/dcce5382441b6175c54ce5453a9f7c6f.jpg)
峠の下りは細い道のうえ日光の「いろは坂」のような九十九折、下を見ると目が回る。例年なら雪で真っ白だそうだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b5/1005db388904c356b6aaca39fe4138ad.jpg)
峠を下りてから小さな町をいくつか通過する。道路上に、ロバに荷物を載せて歩く女性が見えた。山岳地帯では女性が良く働いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/88/bb01046e33fc017c0ae269f4b264673f.jpg)
その9(マラケシュ市内観光)へ続く
アイト・ベン・ハッドウに住んでいるのは、現在ベルベル人の5-6家族だけ。ここは映画のロケ地として使われる。有名なものでは「アラビアのロレンス」、「ソドムとゴモラ」、「ナイルの宝石など」。
カスバ街道にはこのような要塞(カスバ)が多く見られる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/3f/e8837a0930bddc07a8db47e192fa1e15.jpg)
西に向かって進んでいると、遠くにアイト・ベン・ハッドウが見えてきた
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画 像 説 明
左1 アイト・ベン・ハッドウ遠景 右1 頂上から下を見る。カスバが見える
左2 川をロバに乗って渡る。オットト! 右2 頂上から遠く高アトラス山脈を望むことができる
左3 ここに住んでいる家族がお出迎え 右3 頂上は大事な物の貯蔵所
左4 中を見学 右4 頂上に向かって歩く。きつい坂だ
左5 生活の匂い、洗濯物が干してある 右5 泥をこねて日干しレンガの製造中
アイト・ベン・ハッドウの見物を終え、本日の目的地マラケシュへ向かう。途中標高2、200mのテシュカ峠を越える。白い丸太のようなものは売り物の化石だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/37/dcce5382441b6175c54ce5453a9f7c6f.jpg)
峠の下りは細い道のうえ日光の「いろは坂」のような九十九折、下を見ると目が回る。例年なら雪で真っ白だそうだ
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峠を下りてから小さな町をいくつか通過する。道路上に、ロバに荷物を載せて歩く女性が見えた。山岳地帯では女性が良く働いている。
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その9(マラケシュ市内観光)へ続く
小さなロバは大事な大事な労働力なんですね。
こんなに荷物を積んで大丈夫なのかといらぬ心配をしてしまいます。
カスバ・・・聞いたことがあると思ってましたが、上のターボさんのコメントで映画の舞台になったところなんですね。
要塞化された村々。
私はゲームのドラゴンクエストを思い出しました。
(ファミコン時代はゲームに懲りました)
似た名前の町や村が登場するし、それにこの雰囲気もよく似ています。
ドラゴンクエストの作者はギリシャ神話にも精通していましたが、モロッコの町々にも通じていたんだと思いました。
六無斎さんは知りませんよねファミコンゲームなんて。
現在でもこのアイト・ベン・ハッドウに住んでいる
家族がいるのにも驚きますね。
中を見物させてもらえて良かったですね。
しかもまだ、日干しレンガも作っているのですか。
運搬の手段はやはりロバなんですね、小さい体に
細い足、大きな荷物を乗せられてなんだか可哀相ですね。
女性がよく働くのもこの地域の特徴でしょうか。
珍しい画像をたくさん見せて下さって、
有り難うございます。
一緒に旅している気分になりました。
行きたいです!
アイト・ベン・ハッドウには、人が住んでいるのですね。
日本とは環境がまったく違うから、宗教観もまったく違うのですね。
納得しました。
私も見知らぬ世界の景色、そこに住む人たちとじかに触れ合わなければいけませんね。
今日は暖かでしたよ~
素晴らしい世界遺産アイト・ベン・ハツドウを見せていただき感動しています。
アラビアのロレンスはここで撮影されたのですか?
もう一度見てみたくなりました。
草も木もない山肌、緑豊かな日本では考えにくいですね~
画像で見るとロバさんが痛々しくて気の毒な感じですが大丈夫なんですね!
素晴らしい画像を見せていただきありがとうございました。
アイト・ベン・ハッドウは映画のロケによく使われるようです。「望郷」の舞台になったのはアルジェリアですが、モロッコとよく似た風土ですね。
モロッコの田舎では、自動車がまだ少なく、山岳地帯ではロバが荷物運びの主役のようです。細い足なのに、重そうな人間や荷物を運ぶ姿は痛々しさを感じますが、丈夫なんでしょうね。子供たちも実に鮮やか、巧みにロバに乗りますよ。我々が自転車に乗るように。
アイト・ベン・ハッドウに行くには川を渡るしか道が無いのでロバに乗りましたが、介添え人がいないと落っこちそうでした。
要塞化された村々、矢張り、何時、敵が攻めて来るか分からないので防御していたのでしょう。道が狭く、迷路になっていました。
フアミコンのドラゴンクエストについては名前は昔から知っていますよ。しかし、私は運動神経が鈍いので、どんなゲームでも上手くいったことがありません。残念です。
暖かいコメント有難うございます。
清遊人さんの伊豆旅行記を楽しく見ています。河津桜は素晴らしいですね。
さて、モロッコ旅行ですが、矢張り食事が一番大変ですね。だんだん年をとると片道20時間以上の旅は体に堪えます。ヨーロッパ方面に行けるのもあと2-3年でしょうか。それまでは頑張るつもりです。
コメント有難うございます。
アイト・ベン・ハッドウには5-6家族がまだ住んでいるようです。世界遺産のためまだ道路が作られておらず、川を渡るしかありません。生活に不便なので、元住んでいた大半は対岸に住居を構えているようです。要塞の中は敵の侵入を防ぐため道は狭く迷路のようです。案内人がいないと迷いそうです。
川を渡るときロバに乗りましたが、介添え人がいないと落っこちそうな気分です。
ロバは細い足で華奢に見えますが、丈夫ですね。体重が80kgくらいある地元の人間が2人乗っても平気でした。
この国、特に、田舎では、車が少なく、まだロバが荷物(人間)運びの主役ですね。
暖かいコメント有難うございます。