久し振りに逆川(さかさがわ)緑地へ行ってました。百花繚乱の季節が終わって、実が目立つ季節になってきたようですので、目についた木の実のいくつかを並べてみます。
アラカシ(ブナ科)
小さな実がたくさんついていました。アラカシは、葉の先半分にギザギザがあって、葉裏は白いそうです。実についている帽子には横縞ができるそうです。タンニンがあって渋くてよほど渋抜きをしないと食べられないそうです。
ウワミズザクラ(バラ科)
だいぶ赤く色づいてきていました。水戸ではそうとうあちこちで見ることができます。これからもっと濃くなり黒っぽくなっていくようです。
エゴノキ(エゴノキ科)
実にはサポニンがあるそうで、昔は石鹸として使われたそうです。白い実なので、イギリスではスノーベルともいわれるそうです。
オニグルミ(クルミ科)
実は大きくなっています。殻は固くて割れにくいそうです。食べるには、実を焼いて口を開かせるそうですが、味は濃く、栄養価は高いそうです。
ケンポナシ(クロウメモドキ科)
実のつけ根は変な形に曲がっていて、これからふくらんで、食べられるようになるそうです。実は熟すると干しぶどうのようになるそうで、英語で、ジャパニーズレーズンツリーといわれるそうです。
シラカシ(ブナ科)
雌花は長い軸に咲くので、写真のような実のなりかたになるそうです。これも実の帽子は横縞だそうです。アラカシ同様、タンニンが多くて渋いそうです。
ハンノキ(ハンノキ科)
古い実が松かさのような形で残っていますが、これは今年の実です。10月頃に熟するそうです。実や樹皮から茶色の染料がとられたそうです。
ミズキ(ミズキ科)
今は緑色ですが、秋になって熟すると、赤から黒になるそうです。実は、ツキノワグマの好物だそうです。