ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の国指定重要文化財の建造物

2016-09-24 21:28:32 | 水戸

水戸八幡宮本殿
 八幡町8-54   029-226-8854
 今の北見町、八幡小路に、慶長3年(1598)佐竹義宣(よしのぶ)が建立したそうです。和様、唐様折衷、入母屋(いりもや)造、桁行(けたゆき 横)三間、梁間(はりま 縦)二間で、本殿内の墨書きに15歳の棟梁、吉原作太郎外、60名くらいの10-20代の大工名が記してあるそうです。

 

弘道館(正庁、至善堂、正門附塀)
 三の丸1-6-29  029-231-4725
 今に門や玄関に弾痕を残す、明治元年弘道館の戦いの戦場となり、さらに昭和20年の戦災によりその多くを焼失して、焼け残ったものだそうです。正庁は藩主臨席のもとに、試験が行われたり儀式の行われた場所で、至善堂は藩主の休息所、公子の勉学所であり、明治維新の際、徳川慶喜の謹慎した場所でもあるそうです。

 

薬王院本堂
 元吉田町682  029-247-6266
 焼失した薬王院本堂は江戸氏によって享禄3年(1530)に今のような形で再建されたそうです。佐竹氏の時代に一時、真言宗一条院となったそうですが、徳川氏になって再び、天台宗薬王院となったそうです。徳川光圀によって、再建されたそうです。幕末水戸藩の騒乱の舞台ともなったものの焼失をまぬがれたそうです。

 

中崎家住宅
 鯉淵町2897
 岩間街道沿いにある古民家です。元禄元年(1688)に作られたというもので、もとは、主屋と土間部分が分かれた別棟造りだったそうです。そうすると、棟と棟の間には、雨樋があったのでしょうか。

 

佛性寺本堂
 栗崎町1984  029-269-2970
 天正13年(1585)江戸氏の時代に建立されたという珍しい八角の本堂です。貫(ぬき)の模様などに室町時代の水戸地方独特の特色が見られるそうです。東日本大震災で被災して、平成26年に、もとの南向きと茅葺きに戻されて復元されたそうです。


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