「流山の素浪人」の時々雑感・日々雑感

初老になった私の身の回りで起こる、何気ない出来事をブログにし、回転がめっきり遅くなった脳みそに「喝」を入れたい。

自治会集会が開かれた

2015年05月25日 13時48分23秒 | 日記
先日、私たちの自治会で公共事業着工説明会が開いた。



私たちの自治会に隣接して新たに県道建設が計画され、建設される県道は、
流山電鉄の上に跨線橋が出来、片側2車線の盛り土道路となる。
国道建設に伴い、生活道路が分断されるという問題が生じ、県・市と自治会で
3年近く協議を行ってきた。

一部、住民の要望を取り入れ設計変更を行い、新たな迂回路やボックスカルバート
(アンダーパス道路)を設置することで県道建設を了承している。
今回、工事着工開始を前に、県・市の担当者による住民説明会を開催した。

    

50名近くの住民が参加して活発な質疑応答が行われ、自治会としては、
県道開通に伴い住民への影響は避けられないが、住民からの要望も一部
取り入れられたことから、来月からの工事着工を了承した。

今後、雨水の排水問題の解決に向け協議を継続させることで、
無事、集会は終了した。

公共事業は、計画がある程度固まった状態で住民に開示される場合が多く、
今回も基本設計を元に住民説明会が開かれたことから、近隣住民から
「生活道路が分断される」「迂回路となる通学路に車が入り込む」等々の
苦情が出されるが、行政は「基本設計を変えることはできない」と、
当初は住民の要望に聞く耳を持たなかった。

市役所にも集会に参加してもらい、解決するのに3年近くの時間を要した。
やはり行政は、基本設計は基本設計として、もう少し住民の意見を聴き、
住民の意見を考慮して詳細設計を作成すべきと思う。

行政は住民自治を云う前に、住民自治の育成、発展をもっと考えるべきだ。
何はともあれ、民主主義には時間がかかることも痛感した。


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