14年前に尾瀬沼ハイキングに行った時、鳩待峠を登り切ったところで
胸に痛みを覚え、30分ほど安静にしたら痛みも消え元気にハイキングを
終え、温泉に入り楽しく帰って来ました。
帰ってきて翌日、病院に行き検査を行ったところ、3本ある「冠動脈の一本が
詰まっている」との診断、即入院となり、天皇陛下の主治医といわれる天野先生
の執刀(本当は助手の栗田先生)でステントを挿入した経緯があります。
数か月前から、5Kmほどのウォーキングや早歩きした時に、胸から左肩にかけて
痛みを感じるようになり、本日ヨード造影剤注入によるCT検査を行いました。
診断結果は、来月の定期健診時に言い渡たされるが、それまでは少し心配している。
冠動脈が詰まった前回時には、三本ある冠動脈の一本が詰まったことで痛みを覚えた
が、一本の冠動脈が詰まると、他の二本の冠動脈の枝状血管が伸びてリカバリーする。
それでもリカバリーできなくなると「心不全」状態になるそうだ。
天野先生が椅子に座り、助手の栗田先生が鼠径部の動脈血管から畳まれた網状ステント
を挿入する。
その様子はモニターで見られるが、最初に針金を入れ、患部血管を掃除し、針金に添って
ステントを挿入し、患部まで挿入すると、畳まれていたステントが展開される。
見ていると簡単な手術に見えますが、掃除したカスが毛細血管を詰める二次災害的な
症状が起きるそうだ。
退院する時に、施術を記録したCDをプレゼントされ、今でも時々眺めている。
そんなこんなで、今日の結果は来月の定期健診で判明するが、たまに胸の痛みが生じる
ことは、何らかの原因があると考えているので、その原因を究明できて早期治療できれば
良いと思っている。