「流山の素浪人」の時々雑感・日々雑感

初老になった私の身の回りで起こる、何気ない出来事をブログにし、回転がめっきり遅くなった脳みそに「喝」を入れたい。

2泊3日の伊豆島めぐりの旅(2日目の式根島)

2015年05月14日 16時24分14秒 | 日記
朝から快晴、8時頃宿を出て「地鉈(じなた)」温泉へ。
地鉈温泉に向けて山道を歩いていると「湯加減の穴」という場所があり、
手を差し入れると結構な温度になっていて、近くに泉源があることが分かる。

  

地鉈とは、50メートル以上あると思われる絶壁を鉈(なた)で割り裂いたような地形から
「地鉈」と名付けられたそうだ。
崖の上から眺めると、大きな裂け目の向こうに海が見え、入り江になっている場所に
80℃の温泉が湧いている。

    

整備された階段を下りていくと、裂け目の両側はそそり立ち圧倒される光景だ。
温泉は、干潮時で入りたいと思っていた場所は手を入れないほど熱い。
多分60℃近いと思われる。

本来は海水パンツ着用であるが、誰もいないので素っ裸で、波打ち際で海水の入る
岩場で湯浴みをする。
波の音以外何も聞こえない、こんな気持ちのいい湯浴みは初めての経験だ。

    

30分ほどすると、東海汽船の広報の人と旅の紀行記を書いている人たち3人が
やってきて、取材写真を撮ったり、式根島の感想を聞かれたが、温泉以外何も
経験していないから取材にならなかったのではないかと思う。

2時間近く湯浴みして、島一番の眺望を誇る「神引(かんびき)展望台」へ、
遊歩道が整備されていて、歩いて約2時間、足元にはどこまでも透き通る神引湾、
近くには新島、遠くに伊豆半島、天城の山並みの向こうに富士山まで見えた。

    

また、神引展望台には、伊能忠敬の測量隊が設置した「丸山の方向石」が
設置されていた。ここにも伊能忠敬が来ていたのか。



今日の夕方の船便で大島へ行く。でも5月に珍しい台風がやって来る予想、
明日は、大島一周と三原山登山を予定しているが、早々に帰らなければならないかもしれない。
大島レポートは明日のお楽しみ。

<追記>
昨日、足付温泉に行った帰り、30分ほど山道と階段を登り足地山展望台に行った。
足地山展望台からは、新島のサーフィンスポットの城砂の浜と太平洋が見通せる島の東方向と、
神津島が見える島の南方向が見える。
見通しの良い日には三宅島まで見通せるそうだ。
今日は、残念ながら三宅までは見えなかったが、登ってみる価値はあると思う。

  






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