今年に入り、少し過激な運動をすると左胸が「チクチク」と痛みを感じるようになった。
2010年に尾瀬ハイキングに行った時に、同じように左胸が痛くなり動けなくなった
事があり、その時には20分程安静にしていると回復し、尾瀬沼ハイキングから無事
帰宅しました。
帰宅して、翌日病院に行き検査を受けたところ、翌日に病院から電話があり、即入院・
ステント挿入手術を受けました。
手術には、心臓外科の権威である天野先生立会いの下、新東京病院で行いました。
その時には、鼠径部からの手術で、術後12時間以上動くことが出来ず、大変苦労した
経験があり、今回は左手首からのステント挿入を希望していました。
入院翌日は事前検査、左手首からスコープを挿入して冠動脈3本を検査、手術法を決める
ことに、結果、手術も左手首からスコープを挿入し、バルーンで血管を広げ、ステントを
挿入することになった。
いざ、手術台に上がると、下半身はスッポンポンにされ、左手は勿論、下半身も丹念に
消毒され「万一の時には鼠径部からの手術の可能性があります」との宣告を受ける。
手術台に上がれば「まな板の上の鯉」状態、ここはドクターに任せるほかがない。
8月7日19時過ぎから手術開始、約2時間の手術であったが、14年前に挿入した
ステント部分が狭窄しており、バルーンで拡張しステントを2本挿入した。
左側冠動脈の処置は終了したが、中央冠動脈に2か所の狭窄部位があり、9月初旬に
改めて手術を受けることとなった。
一度に手術が出来ないのは、厚労省の指針で複数の冠動脈同時に手術は出来ないとのこと、
この歳になると、人生そんなに急ぐこともなく、9月に再度二泊三日の入院し、手術を
受けることとします。
今回は、個室ではなく4人部屋に入院したが、部屋は結構広く、トイレ・洗面台完備、
テレビとWi-Fiは無料と、事前検査を含め、三泊四日の快適な入院生活でありました。