12月4日

臨時国会が事実上閉会し、菅義偉総理が記者会見を開きました。新型コロナウイルス
など幅広い分野に触れていましたが、感染拡大が止まらないと緊急事態宣言を再度
出すことになりかねないだけに、万が一の事態に備えてほしいです。
記者会見では脱炭素支援策についても語りましたが、実際二酸化炭素など地球温暖化
につながるガスの排出を抑えるのは簡単なことではありません。原子力発電では低濃度
のゴミなどの処分で揺れていますし、化石燃料による発電は最新技術でもガスが出て
しまうだけに、金融機関も融資に慎重になる流れが強まりそうです。
そうなると水力や風力、地熱など自然の力を使った発電が主流になりますが、海外
メーカーの攻勢の前に日本企業が太刀打ちできるのかなど課題が山積しています。
2兆円の基金を創設するそうですが、それを有効に利用できるのか、菅総理ら政府の
判断も重要になってきます。