３月１２日

今日でＱ．Ｅ．Ｄ．証明終了が終わってしまいました。放送開始から２ヶ月、あっという間に
過ぎた感があります。最終回は裁判員制度が取り上げられていましたが、燈馬くんのよう
に冷静に判断できるかどうか不安になります。人が人を裁く以上検察側・弁護側双方の意
見を聞いて判断する責任の重さで精神的に参る人も出てもおかしくありません。カウンセラ
ーが心理面でカバーする制度も考えられているそうですが、制度開始からの統計を集めて
柔軟に制度を運用してもらえたらと願いたいです。

裁判といえば今日小室哲哉被告の第２回公判が行われました。弁護側が６億５０００万円
の弁済金を支払ったことを明らかにしたのですが、それをエイベックスの松浦勝人社長が個
人負担したそうです。裁判が確定してプロデュース活動を再開することが出来るようになって
も全額返済できる保証はないのに恩義を感じてお金を貸した松浦社長に懐の深さを感じまし
た。被害者に弁済しても執行猶予がつくとは思えませんが、反省し再スタートを切ろうとする
意志をどのようにとらえられるのか気になります。