現代川柳第五号『泥』
石の上にも三年、そんな誰でもが知っている諺がある。
町の中学生に聞いたら、正解率はおそらく八十パーセントぐらいはあるかも知れない。
しかし、石の上にも三年ということわざの意味は、となると、正解率はどのくらいになるだろう。
おそらく三十パーセントくらいになるような気がする。
残念ながら自分でも自身がない。頭の中ではなんとなく解っているような気持ちでいても、いざ答えてみようと思ってみると、確たるものがない。
書架の飾り物になって、埃をかぶっている「ことわざ辞典」を、取り出して調べてみると、(つめたい石の上でも三年も座っていれば、すこしは暖まってくるだろう。すべて忍耐が肝心です。どんなことでも、三年ぐらいがんばってみないと、その良さや面白さがわかってきません。)と書いてある。
三人で始めた「泥」は、三年で六号、いよいよ最後の年となる。
面白さや充実感を、こころゆくまで味わいながらの、「泥」との関わりである。
続く・・・。
石の上にも三年、そんな誰でもが知っている諺がある。
町の中学生に聞いたら、正解率はおそらく八十パーセントぐらいはあるかも知れない。
しかし、石の上にも三年ということわざの意味は、となると、正解率はどのくらいになるだろう。
おそらく三十パーセントくらいになるような気がする。
残念ながら自分でも自身がない。頭の中ではなんとなく解っているような気持ちでいても、いざ答えてみようと思ってみると、確たるものがない。
書架の飾り物になって、埃をかぶっている「ことわざ辞典」を、取り出して調べてみると、(つめたい石の上でも三年も座っていれば、すこしは暖まってくるだろう。すべて忍耐が肝心です。どんなことでも、三年ぐらいがんばってみないと、その良さや面白さがわかってきません。)と書いてある。
三人で始めた「泥」は、三年で六号、いよいよ最後の年となる。
面白さや充実感を、こころゆくまで味わいながらの、「泥」との関わりである。
続く・・・。