goo blog サービス終了のお知らせ 

川柳・ボートっていいね!北海道散歩

川柳・政治・時事・エッセイ

石の上にも三年・・・池さとし

2007年11月22日 | 川柳
             現代川柳第五号『泥』

 石の上にも三年、そんな誰でもが知っている諺がある。

町の中学生に聞いたら、正解率はおそらく八十パーセントぐらいはあるかも知れない。

 しかし、石の上にも三年ということわざの意味は、となると、正解率はどのくらいになるだろう。

 おそらく三十パーセントくらいになるような気がする。

 残念ながら自分でも自身がない。頭の中ではなんとなく解っているような気持ちでいても、いざ答えてみようと思ってみると、確たるものがない。

 書架の飾り物になって、埃をかぶっている「ことわざ辞典」を、取り出して調べてみると、(つめたい石の上でも三年も座っていれば、すこしは暖まってくるだろう。すべて忍耐が肝心です。どんなことでも、三年ぐらいがんばってみないと、その良さや面白さがわかってきません。)と書いてある。

 三人で始めた「泥」は、三年で六号、いよいよ最後の年となる。

 面白さや充実感を、こころゆくまで味わいながらの、「泥」との関わりである。

                             続く・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする