goo blog サービス終了のお知らせ 

楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

新しい靴

2006-09-14 23:51:22 | 生活
学会でもあるので久々に靴をかった。
最近は随分安いものである。しばらくの間、私も安い靴を買っていた、なぜなら決して生活が豊かではなかったから。
しかし、どうも足に合わなかったり、デザインが気に入らなかったりで履き潰すこともなく、買い替えてしまう。そこでいつだったか、エイ!とばかり3倍の値段の靴を買った。デザインも気に入り、愛着もわき、結局潰すまで履けた。トータルとして、むしろ安いのである。スーツも同じ、高く気に入ったものは手放しがたく、流行が変わろうが10年は着ることが出来る。
要は体の一部として同化するか、どうかなのである(これってだじゃれ?!)。
今度の靴はちょっとデザインを変えた。値段はさほどではなかった。今度も履き潰せるかな?

 さて、少年の頃、革靴は大人の象徴であった。いつが最初であったかは忘れてしまったが、いつもいつも磨いていた。
昔の道は泥んこであった。長い冬は雪に閉ざされ長靴。春になり、軽い短靴の履ける日が待ち遠しかった。
朝、泥を落としてブラシをかけ、靴墨をつけピカピカにする。
特に色気づき始めた高校生の頃は、学ランのズボンへのアイロン掛けと靴磨きは命を掛けた朝の作業であった。
そんなことをしなくなったのは大学へ入って「見てくれで人を判断するなど、なんて卑しいことだ!」
と思い立ってしまったことで、朝のおしゃれがばかばかしくなったことによる。
以降20年、ほとんど気にしなかった。
てなわけで、私の靴は新しく購入した時以外、基本的に汚い。もちろんたま~には磨くけどね。
涼しい四国の街にて。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 学会前夜のドタバタ | トップ | 嵐の日々の中の小嵐 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

生活」カテゴリの最新記事