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楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

風の果て、なお足るを知らず

2007-12-06 21:00:21 | 人間
藤沢周平、同名のNHKドラマ最終回。
すでに読んでいたが、よいドラマであった。

人間とは欲深い。
たどり着いても、命尽きるまで、どこまでも夢を追う。
未だたどり着いたことのない地平へいった、と他から見えても満足はしない。
なぜならたどりついてしまったのであるからである。

人生に「あがり」はないのである。

しかし、である。
血のたぎる度合いが緩やかになる。
そして、穏やかな時が、夢となる。

血のたぎる人生がある。そして穏やかな人生がある。
今日は朝からそんな日であったなと。

そして夜に良いドラマを見せてもらった。

「風の果て、なお足るを知らず」
いい響きだ。




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