goo blog サービス終了のお知らせ 

楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

チロルの挽歌

2021-01-20 06:39:07 | 歴史

年末にNHKで放映されたということを友からメールで知らされたが、オンデマンドでも見られない。友が録画したビデオを見た。健さんと大原麗子。映画「居酒屋兆治」の前段のようなドラマ。炭鉱が潰れ、北海道の芦別のカナダイアンワールド建設時の時代背景。大雪の中での健さんの赴任から始まる。東京から流れてきた評判の美人人妻。実はそれは自分のところから男と逃げた妻。登場する俳優のほとんどは既に鬼籍。

あまりにも新鮮な画像に、そのことも信じられない。私の子供時代、芦別の市街の音楽教室へバスで通った時代からこのドラマの時代で30年、そのドラマ放映から更に30年。大雪とコロナが荒れ狂う中で、さまざまな人間ドラマがあるのだろうな〜。自分のこともドラマか、と思えば、そりゃ〜そうだ。が描いてくれる作家などいなければ、ここに自分で書くしかないかと思う。 Zoomを使った会議の宿題があったが、このドラマのことが頭から離れず、深夜まで見てしまった。

https://www.nhk.jp/p/ts/P3Z44528Z7/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社会主義と民主主義 現代をどう生きるか

2019-04-30 20:50:36 | 歴史

連休 

 平成の終わり,令和の始まりの日に、書棚を整理しようと決意。書棚として表に出ているものは目につくのでなんとか眺めながら整理しているが、書架に眠ったものはすでに15年以上眠っている。終活としてこれらを整理しておかねば、残されたものが迷惑する。もうそのような歳だ。

 というので、学生時代に手にしたもので、よく記憶していないものを1つづつ片付けよう。柳田謙十郎 社会主義と民主主義 現代をどう生きるか 1973年刊、日中出版 Amazonでは¥44

 学生時代に買ったもの。当時、中国は文化大革命、ソ連は相次ぐ東欧侵略、共産主義世界に対する幻想が急速に失せていく時代。一方でアメリカはベトナム戦争で敗退し、世界は迷走している。日本共産党は中国から罵られ、中国共産党との間にあった日中友好協会は分裂させられる。

 そんな時、戦前戦後を生き、1950年に共産党に入った京都大学の西田哲学教室出身の哲学者柳田が75歳の高齢にて記した共産主義賛辞の書。「共産主義の理念・理想は間違っていない。間違っているのはその理解の足りない世界の指導者たちだ」との主張。

 当時、そのような主張を異口同音にのべる彼らの主張を耳にした記憶があるが、理想が実現するまで「相当に長く自由を制限され階級社会は社会主義でも続く」論に、何を求めて人々は生きるのか、との問いに本質的に答えているようにはやはり思えない。自由・平等・平和・博愛の順序を間違うと争いが起こるのが歴史の常だと思う。自由より前に平等があると抑圧が優先してしまう。

 戦前戦後の長いトンネルを抜けて見つけた後半生の人生の選択、「共産主義の理想」を晩節に際し、間違っていたとは思いたくない、という「唯我独尊」の叫びでしかないのではないだろうか。後半を読んで異なる見方ができれば追加的に記そう。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界の変わり目

2017-05-10 06:07:14 | 歴史

世界の変わり目

 フランス、韓国で大統領が変わった。今回はサプライズはなかった。マスコミ予想もうまくなったということか。あるいはSNSで世論を動かす術も定着したということか。2つに割れた世論は事前予想をそう簡単にはひっくり返せなくなってきているとも言える。

 直前までの北朝鮮とアメリカのガチンコパフォーマンスあるも、結果として何もなかったことをどう見るかも興味深い。これからは、国間の対立点はギリギリ衝突直前まで持って行って、他の要素が効いて、その対立熱が冷めていく、そんな子供の喧嘩とその調整のような関係が続いていくのだとしたら、とても疲れる。でもそれを人は大人の関係というのだろうか。

 お隣、韓国と日本の間は、「冬ソナ時代」の雪解け時に一気に進んだ。私も、その時に合わせて楽しんだ歴史韓ドラから、私の知識の空白であった半島の歴史と、2000年の「恨」の歴史、儒教の歴史を学んだ。日本の古代史、飛鳥時代の謎は、ますます興味深くなった。アジア人類史もますます面白くなった。

 それらを全て包み込んで世界は進んでいく。

 ちなみにドイツのメルケルも、そして今回の韓国大統領も、いずれも分裂国家の東(北)側出身であるという歴史の皮肉は何を意味するのであろうか?アメリカが盗聴をしてでも本音を探りたがる理由も賛成はできないが理解できる気がする。所詮大きな政治は、性悪説なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3つの激動の時と人

2017-05-05 05:23:18 | 歴史
3つの激動の時と人

私は、物事を考え行動する時に、3つのピラミッドで整理することにしている。日常はその整理の繰り返し。

1)研究
2)社会
3)人間

憲法改正で揺れ動くであろう社会の理解と意見を保つ上で欠かせないのが歴史理解。
3つの激動時代理解をより深めたいと思っている。

1. 1930年代の世界とドイツ・ロシアと人、トロツキー
2. 戦後日本再生と憲法と人、南原繁、吉田茂
3。明治日本の創生と人と学問、地質学、木戸孝允、青木周蔵兄弟、ナウマン、ライマン、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史の再考-家族史の背景理解のために

2017-02-11 10:35:57 | 歴史
世界はどうなるのか、日本はどうなるのか、との思いが世界を巡っているやに見える。

ポストツルース(post truth)時代。
ポストツルースって、マスコミを信じて、「世の動きは、こうだろうな〜」思っていたらどんでん返し。
英EU離脱、米トランプ、韓国朴失脚--。ネット情報氾濫で何が真実やらわからん時代となったのだと、いうことらしい。

それでも過去に何かヒントを見つけて未来を見つめたいと、皆思うらしい。歴史大ブーム。

私も違わず、そのように関心がある。特に近現代史。
でも第3者として身を置いて考えるには、余裕がなさすぎる、時間がなさすぎる。

父母、祖父母、曾祖父母、全てもはやいない。しかし、かれらの生き様もフォローできていない。
というので、その生様を時代を背景として想像しようと思うことにした。

何せ、父母の結婚は昭和20年、直後に終戦で苦労が始まったようだし、曾祖父母の時代は、明治の激動の最中。
さて、どこから始めるか。

まずは、曾祖父母の時代に至る、第1話
 「いくさがくるぞ〜」から始めようか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする