今日は強風の中の散歩。ゴーゴーとうなっていました。
竹やぶが大きく左右に揺れていて、さながら妖怪が暗闇の中で踊っているかのよう。
防寒対策をしっかりしていても、服の間を風が抜けていくのか、温まりませんでした。
「吹矢は腹式呼吸でやるもの」と、誰もが言います。
私も例会でことあるごとにそれを強調してきました。
ただ、その言葉は、どうしてもそれができない人には、重荷になっているのかも。
最後には、「それなら、わたしは吹矢に向かないと」止めてしまうかもしれません。そうなってほしくはありません。
胸式呼吸でも吹矢は楽しめるはずなので、いまのままでいいよと言いたいのですが、
すこしでも、いい得点を取ってもらいたいのも本音。
ですから、腹式呼吸をしてほしいのです。
どうしたら、できるようになるのかしらと、インターネットを探しました。
「Future CLIP」というサイトで、秋竹朋子さんという人が、ボイストレーニングにおいても、腹式呼吸が重要と説いています。
「いい声で話す」「声が通りやすく」というためには腹式呼吸を使って話すことが必要だとのことです。
そこで紹介されている「腹式呼吸」の最も簡単な方法としてーーーー
- 片方の手のひらを口元に持ってくる。
- 寒さでかじかんだ手を温めるイメージで、「はぁ―――」と5秒間、息を吐く。
これを2回繰り返す。
たったこれだけです。あまりにも簡単過ぎて、拍子抜けしてしまった人もいるかも。
でも、この方法で息を吐くと、自然と「腹式呼吸」ができます。』
ほんとかしら?
もし、これでできるようになれば、確かに拍子抜け。
簡単すぎです。
『片手をそのままに、もう片方の手をおなかの上に置いてみると、息を吐いたときに、おなかが少しだけへこんでいるのが分かるはずです。これが、おなかの筋肉を使って息を吐き出している証拠です。
このトレーニングのポイントは、息を吸うことではなく、吐くことを意識することです。
しっかりと息を吐き切れば、その反動で自然に息が入ってくるので、吸うことを意識する必要はありません。』
なるほど、なるほど
この方法で、お腹を動かして呼吸することができるようになれば、やがてスポーツウエルネス吹矢呼吸法ができるようになる?
そんなにうまくいかないでしょうけど・・・ものは試しです。
次の例会で、腹式呼吸ができない彼女に話してみましょう。