あるニュースを観て、1万年という尺度について考えました。
日本では縄文時代。
ググってみると、彗星が北米に衝突したとか。巨大なクレーターができて、その塵により新しい時代が始まったと書かれていました。
これが5万年前となると、日本にホモサピエンスがやってきた時代。
そして10万年前ともなると、関東平野は海の下だとあります。
日本列島の地図も今とはちがっていたのでしょう。
この時間の長さは想像もできません。
この10万年間というのは途方もない期間です。
そのニュースでは、その長い期間、原子力発電所からのごみを保管する設備を受け入れるかどうかという話題を取り上げていました。
そんな先まで見通せる技術はまだ我々はもっていないのでしょうね。
そして、だれ一人、絶対安全と言えません。
そう考えると、とんでもないパンドラの箱を人類は開けてしまったようです。
と長い長い期間の話はさておき、スポーツウエルネス吹矢協会の当面の話です。
先日、協会から「支部長の一時的兼務」の案内が届きました。
支部設立という話とは別に、支部解散の報が多いとあります。
その背景に会員の高齢化のほかに、支部長が不在になり、後任が見つからず、やむなく解散ということが多いといいます。
そのため、協会としては、規程を改定をして、近隣の支部長や指導員が一時的に危機的支部の支部長を兼務するように対応するという内容です。
恥ずかしながら、支部長がほかの支部の支部長を兼務できないと、初めて知りました。
規程を見直したのですが、兼務はダメとは書かれていませんし。
たぶん、掛け持ちなどは「想定外」だったのでしょうね。
支部長が長い期間その席に座ると、次の人が育たないのかしら。
やはり、数年で交代していくのがいいのかしら。
協会のメールを見て、ふと考えてしまいます。
趣味のサークルです。もともと高齢者が多い傾向です。
すこしでも若い人に加わってもらう努力を続けないと、遅かれ早かれ、どの支部でも存続の危機に直面する可能性があるのでしょうね。
1万年の尺度ではなく、10年の尺度で・・・・
そして、支部長も定期的に交代するような雰囲気作りが大切かも。
ひとりに依存した運営ではダメだと、改めて思いました。