<月曜はお勧めなおはなし>
2009年3月14日(土)~ 2009年6月21日(日)に上野の国立科学博物館で開催されている「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」へ行って来ました!
春休みの土曜日に行って来たのですが、開館の9時には切符売り場に15分ほどの待ち行列ができていて、中に入ると満員で驚きました。
さすが、恐竜は大人気ですね。
切符を買って、入り口に入ると、音声ガイドのヘッドホンセットを500円で借りられます。大人用と子供用がありました。
使い方は簡単で、展示物の前に1~18の番号札があるので、その番号ボタンとPLAYボタンを押すだけです。
以下にその音声ガイドを紹介します。
会場もこの順で見ることになります。
Ⅰ~Ⅲは古い順で恐竜の展示があり、Ⅳで翼竜の展示です。
音声ガイド 1:プロローグ
Ⅰ.超大陸パンゲアの時代〔三畳紀・ジュラ紀〕
音声ガイド 2:クリオロフォサウルス
音声ガイド 3:未命名の新種
Ⅱ.ゴンドワナ大陸の時代〔白亜紀前期〕
音声ガイド 4:ニジェールサウルス
音声ガイド 5:アンガトラマ
音声ガイド 6:ノアサウルス科の一種
Ⅲ.ゴンドワナ大陸分裂の時代〔白亜紀後期〕
音声ガイド 7:メガラプトル
音声ガイド 8:マプサウルス
音声ガイド 9:マシャカリサウルス
音声ガイド10:アウカサウルス
音声ガイド11:皮膚痕の残る卵
音声ガイド12:ウネンラギア
音声ガイド13:マジュンガサウルス
Ⅳ.翼竜の世界〔空の支配者〕
音声ガイド14:タペジャラ
音声ガイド15:タラソドロメウス
音声ガイド16:アンハングエラの新種
Ⅴ.発掘・研究は現在も続行中
音声ガイド17:ティタノサウリア類(福井県)
音声ガイド18:エピローグ(会場出口)
なお、「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」はゴンドワナ大陸に生息した恐竜達がテーマです。
ゴンドワナ大陸とは、約1億7000万年前のジュラ紀中期に地球上で唯一の大陸だった「パンゲア」が南北に分裂し、その南部分となります。
ゴンドワナ大陸は、長い時間をかけてさらに分裂・移動を繰り返し、現在の南アメリカ、アフリカ、インド、オーストラリア、南極などへと姿を変えたようです。
まず、三畳紀後期とかなり古い時代の恐竜で、ティラノサウルス等の獣脚類の祖先とのことです。すねの骨が大腿骨に比べて十分に長いことによって歩幅が大きくなることから、足が速かったと推定されているようです。
1996年に発見されましたがまだ未命名で、2009年春に命名される予定とのことです。
↑未命名の新種
それから、面白い歯の恐竜だなぁと思ったのは、ニジュールサウルスです。
上下の歯列が左右にほぼ一直線に並んでいて、地面近くのやわらかい植物を切り取って食べていたと考えられているようです。
↑ニジュールサウルス
生体模型もあって、ちょっとリアルでした^_^;)
↑ニジュールサウルスの生体模型
それから、ノアサウルス科の恐竜は、アフリカでもっとも保存の良い肉食恐竜とのことです。
確かに素人が見てもよく分かる化石ですね。
この体が反った姿は、爬虫類独特の死後硬直かと思います。
このノアサウルス類は、地面を掘るのに適した短く力強い前肢と、速く走るのに適した短い指を持っていたようです。
この化石は2000年にニジェールから発見されましたがまだ研究中のため命名されていないようです。
↑ノアサウルス科の一種
それから、世界初公開となる史上最大級の肉食恐竜「マプサウルス」(アルゼンチン)は、さすがに大きかったですね。
成体と幼体の復元骨格を同時公開しています。
この「親子」を含む複数の個体が同じ場所から発見されたことで、単独行動が基本といわれていた大型肉食恐竜の新たな生態が浮かび上がってきたようです。
また、若いときには軽くて足が速く、おとなになると重くあまり活動的でなかったと考えられるようです。
↑マプサウルスの生体と幼体
それから翼竜のアンハングエラの新種はゴンドワナ大陸の翼竜として最大で、翼開長約7m、頭骨も長さ1m以上とのことです。
また、鳥と違って歯がありますが、相対的に小さくて細い歯が面白いと思います。
↑アンハングエラの新種
そのほか「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」では、卵の化石、孵化前の化石、植物の化石などもありました。
なかなか充実した大恐竜展だと思います。とてもオススメです!
なお、1400円でこの大恐竜展のガイドブックも売っていました。
こちらはカラーで詳細説明もあり、とてもお勧めです!!
特に、南のゴンドワナ大陸にはトリケラトプスの仲間はいなかった、恐竜の名前の付け方、恐竜の発掘の仕方、翼竜は恐竜ではないこと等の説明もあります。買って良かったです!
大きな地図で見る
↑「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」の会場(上野の国立科学博物館)
お勧めなお話(2008年)
引越し成功法!
ホテル安く利用体験談!
格安国内航空券体験談!
<今日の独り言>
井の頭公園へ花見にちょっと寄ったのですが、あまりの人出に驚きました。いつもと違ってボートはかなりの待ち行列だし、至る所にビニールシートを敷いて宴会真っ盛りです。若者が多いのが特徴ですね・・・。我々親子はようやく空いたベンチに座れ、ちょっとだけ花見を堪能できました^_^;)というか、面白い方々を堪能できました^_^;)
↑井の頭公園の桜
2009年3月14日(土)~ 2009年6月21日(日)に上野の国立科学博物館で開催されている「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」へ行って来ました!
春休みの土曜日に行って来たのですが、開館の9時には切符売り場に15分ほどの待ち行列ができていて、中に入ると満員で驚きました。
さすが、恐竜は大人気ですね。
切符を買って、入り口に入ると、音声ガイドのヘッドホンセットを500円で借りられます。大人用と子供用がありました。
使い方は簡単で、展示物の前に1~18の番号札があるので、その番号ボタンとPLAYボタンを押すだけです。
以下にその音声ガイドを紹介します。
会場もこの順で見ることになります。
Ⅰ~Ⅲは古い順で恐竜の展示があり、Ⅳで翼竜の展示です。
音声ガイド 1:プロローグ
Ⅰ.超大陸パンゲアの時代〔三畳紀・ジュラ紀〕
音声ガイド 2:クリオロフォサウルス
音声ガイド 3:未命名の新種
Ⅱ.ゴンドワナ大陸の時代〔白亜紀前期〕
音声ガイド 4:ニジェールサウルス
音声ガイド 5:アンガトラマ
音声ガイド 6:ノアサウルス科の一種
Ⅲ.ゴンドワナ大陸分裂の時代〔白亜紀後期〕
音声ガイド 7:メガラプトル
音声ガイド 8:マプサウルス
音声ガイド 9:マシャカリサウルス
音声ガイド10:アウカサウルス
音声ガイド11:皮膚痕の残る卵
音声ガイド12:ウネンラギア
音声ガイド13:マジュンガサウルス
Ⅳ.翼竜の世界〔空の支配者〕
音声ガイド14:タペジャラ
音声ガイド15:タラソドロメウス
音声ガイド16:アンハングエラの新種
Ⅴ.発掘・研究は現在も続行中
音声ガイド17:ティタノサウリア類(福井県)
音声ガイド18:エピローグ(会場出口)
なお、「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」はゴンドワナ大陸に生息した恐竜達がテーマです。
ゴンドワナ大陸とは、約1億7000万年前のジュラ紀中期に地球上で唯一の大陸だった「パンゲア」が南北に分裂し、その南部分となります。
ゴンドワナ大陸は、長い時間をかけてさらに分裂・移動を繰り返し、現在の南アメリカ、アフリカ、インド、オーストラリア、南極などへと姿を変えたようです。
まず、三畳紀後期とかなり古い時代の恐竜で、ティラノサウルス等の獣脚類の祖先とのことです。すねの骨が大腿骨に比べて十分に長いことによって歩幅が大きくなることから、足が速かったと推定されているようです。
1996年に発見されましたがまだ未命名で、2009年春に命名される予定とのことです。
↑未命名の新種
それから、面白い歯の恐竜だなぁと思ったのは、ニジュールサウルスです。
上下の歯列が左右にほぼ一直線に並んでいて、地面近くのやわらかい植物を切り取って食べていたと考えられているようです。
↑ニジュールサウルス
生体模型もあって、ちょっとリアルでした^_^;)
↑ニジュールサウルスの生体模型
それから、ノアサウルス科の恐竜は、アフリカでもっとも保存の良い肉食恐竜とのことです。
確かに素人が見てもよく分かる化石ですね。
この体が反った姿は、爬虫類独特の死後硬直かと思います。
このノアサウルス類は、地面を掘るのに適した短く力強い前肢と、速く走るのに適した短い指を持っていたようです。
この化石は2000年にニジェールから発見されましたがまだ研究中のため命名されていないようです。
↑ノアサウルス科の一種
それから、世界初公開となる史上最大級の肉食恐竜「マプサウルス」(アルゼンチン)は、さすがに大きかったですね。
成体と幼体の復元骨格を同時公開しています。
この「親子」を含む複数の個体が同じ場所から発見されたことで、単独行動が基本といわれていた大型肉食恐竜の新たな生態が浮かび上がってきたようです。
また、若いときには軽くて足が速く、おとなになると重くあまり活動的でなかったと考えられるようです。
↑マプサウルスの生体と幼体
それから翼竜のアンハングエラの新種はゴンドワナ大陸の翼竜として最大で、翼開長約7m、頭骨も長さ1m以上とのことです。
また、鳥と違って歯がありますが、相対的に小さくて細い歯が面白いと思います。
↑アンハングエラの新種
そのほか「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」では、卵の化石、孵化前の化石、植物の化石などもありました。
なかなか充実した大恐竜展だと思います。とてもオススメです!
なお、1400円でこの大恐竜展のガイドブックも売っていました。
こちらはカラーで詳細説明もあり、とてもお勧めです!!
特に、南のゴンドワナ大陸にはトリケラトプスの仲間はいなかった、恐竜の名前の付け方、恐竜の発掘の仕方、翼竜は恐竜ではないこと等の説明もあります。買って良かったです!
大きな地図で見る
↑「大恐竜展 知られざる南半球の支配者」の会場(上野の国立科学博物館)
お勧めなお話(2008年)
引越し成功法!
ホテル安く利用体験談!
格安国内航空券体験談!
<今日の独り言>
井の頭公園へ花見にちょっと寄ったのですが、あまりの人出に驚きました。いつもと違ってボートはかなりの待ち行列だし、至る所にビニールシートを敷いて宴会真っ盛りです。若者が多いのが特徴ですね・・・。我々親子はようやく空いたベンチに座れ、ちょっとだけ花見を堪能できました^_^;)というか、面白い方々を堪能できました^_^;)
↑井の頭公園の桜