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東海道五十三次 街道をゆく 三島塚原~沼津宿 (2)御殿川~常夜燈

2016年08月01日 01時00分00秒 | イベント・外出
 阪急交通社が企画する「東海道五十三次 街道をゆく」の第12回目の三島塚原~沼津宿(2)御殿川~常夜燈について紹介したいと思います。

 三嶋暦で有名な三嶋大社を後にして、御殿川へ到着しました♪
さすが、富士山からの綺麗な水で透明感が違います♪
第3代将軍徳川家光が宿泊するために造ったという御殿の東側を流れていたので御殿川と呼ばれるようになったようです。
なるほど!


↑御殿川


↑御殿川の説明

それからいよいよ三島宿の中心地にやってきました。
三島宿には2つの本陣と、3つの脇本陣があったようです。
本陣とは大名や公家などが泊まる立派な宿泊施設です。

本陣の一つが世古本陣で、もう一つが樋口本陣で、街道を向かい合わせにしてあったようです。
お万の方はここで二十歳の頃に徳川家康に見初められて側室となったようです。
その息子たちは、紀州徳川家初代藩主と水戸徳川家初代藩主ですね。
また、幕末の頃訪れたハリスはこの本陣の庭園が素晴らしいということを書き残しているようです。


↑世古本陣


↑樋口本陣

それから、源兵衛川沿いの時の鐘があるところで、三島の方により三島宿の説明がありました。
三島宿は、江戸の品川宿から11番目の宿場町で、南北を結ぶ下田街道、甲州道が交差する位置にあったこともあり、古くから伊豆の中心地として栄えていたようです。
江戸時代には三嶋大社の発展とともに三島宿も繁栄し、4千人が宿場町に住んでいたようです。
江戸時代には火災が多く、大きな火災の後には、火除けとして土手や広小路が設けられたようです。
江戸の上野などの広小路も同様の理由ですね♪


↑当時の火除けの土手や広小路

そして、「時の鐘」の説明がありました。
明け六つ、と暮れ六つに時刻を知らせるために鳴らされていたようです。
第二次世界大戦中には金属が不足していたため供出されたようですが、昭和25年の有志により平和の鐘として復興したとのことです。
しかしながら、最近はほとんど使っていないようです。
数年前までは除夜の鐘で使われていたようです。


↑時の鐘

それからその脇を流れる源兵衛川はとても水が綺麗でしたね♪
室町時代に、豪族の寺尾源兵衛が農業用水のために造った灌漑用水路とのことです。
1993年からは定期的な清掃やホタルの幼虫の放流、ミシマバイカモの移植などの活動をしているようです。
素晴らしいと思います♪


↑源兵衛川

それからその奥には、鉄道ファン垂涎のスポットがありました。
源兵衛川の上を鉄道の鉄橋が走り、確かにこんな街中で、緑あふれていて趣があるかと思います♪


↑鉄道ファンのスポット?

それから、この時の鐘の近くには「桜家」というウナギ屋があり、大行列を作っていて驚きました♪
食べログで調べてみると、TOP5000とのことですので、人気店です。
元々三島の人は、ウナギは神の使いと思われていたので、ウナギは食べなかったようですが、上方の人が三島でウナギを食べて美味しい美味しいというので、食べてみると美味しかったので、それからウナギがとても売れるようになったようです^_^;)
三島のウナギを富士山の伏流水に数日さらしていると、ウナギの生臭さが消え、また余分な脂肪分が落ちて身の引き締まった美味しいウナギになるようで、今度ぜひこの三島のウナギは食べたいと思います♪


↑ウナギの桜家

それから少し歩くと広小路がありました。
確かに少し広いです♪
この広小路で火事を防いでいたんですね。


↑広小路

それから、少し歩くと、千貫樋がありました♪
伊豆と駿河の国境の境川にかけられている樋で、長さ42.7mですが、高さは4.2mもあるとのことです。
なんと、1555年の戦国時代に今川家・武田家・北条家の有名な同盟時に、北条氏康から今川氏真に婿引出物として、小浜池から長堤を築き、その水を駿河の清水町まで疎通させ、約130ha(旧高200石)の耕地が恩恵を受けたものとのことです。
初めは木の樋でしたが、大正12年の関東大震災の時に崩落したので、そのあとはコンクリート製になったとのことです。
しかしながら、その樋がそんなに長く活躍しているというのは素晴らしいですね。


↑千貫樋


↑千貫樋の説明

それから歩くと、常夜燈がありました。
1846年に防災の願いを込めて造ったものとのことです。


↑常夜燈


↑常夜燈

今回もかなり歴史の勉強になりました♪

次は、(3)一里塚~対面石です。


お勧めなお話(2016年上半期)

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