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なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか(中本千晶)

2010年01月15日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか(中本千晶)」の購入はコチラ


 この本は宝塚歌劇ファンの著者が、宝塚歌劇について初心者や男性にも分かりやすく、楽しく説明した本です。

宝塚歌劇のトップスターというシステム、鉄壁のチームワークやマネジメントシステム、ファンを飽きさせないワザなどからビジネスを成功に導くヒントや人生を幸福にするノウハウについても書かれています。

 特に、初心者にも分かりやすく、まず何から観たらいいかやチケットの入手方法(特におけぴネット)、客席でのNG集などにもついて詳しく書かれているのがよいですね。

私も宝塚歌劇を観に行きたくなりました。

そしてプログラム(1000円)は買わなければいけませんね。

とても、とてもオススメな本です!!

以下はこの本のポイントなどです!

・そもそも世間にヅカファン女性はどのくらい生息しているのか?年間の観客動員数は約259万人。観客ひとり1年あたりの平均観劇回数を5回とすると年間で1回でもタカラヅカを観劇する人は約52万人。このうち「私はヅカファン」と自認している人が、2人に1人ぐらいの割合でいると推定すると日本には約26万人のヅカファンがいるということになる。このうちのほとんどが女性と仮定するなら15~64歳の女性の人口は4090万人だから約158人にひとりの割合でタカラヅカ好きな女性にぶち当たる計算だ。実際には、ファンは首都圏と関西圏に集中しているはずだから、これらの地域ではおよそ40~50人にひとりぐらいの確率になるのではないか。

・ひとりで観劇に来ている男性に至っては、周りの女性観客すべての注目の的といっていい。「どうしてひとりで来ているのかしら?誰かの代わり?もしかして、ファン?」などと、あれこれ推測しつつ、でも、基本的には好ましい目で見守っているものなのだ。裏を返せば、男性であるアナタが宝塚大劇場や東京宝塚劇場に足を踏み入れる際には、周りの女性の視線にさらされているという覚悟を持って臨むべきだということ。別にタキシードに蝶ネクタイである必要はないが、最低限不精ヒゲはきちんと剃り、清潔感のある身だしなみは心がけたいところだ。なお、男性がモテるのは、客席やロビーの女性からだけではない。何と、舞台上のタカラジェンヌからだって、男性の観客はとても注目されている。

・せっかく出張で関西まで行く機会があるのなら、ぜひ本家本元「宝塚大劇場」に触れてみることをおすすめしたい。それにはつぎの2つの理由がある。第一に、東京より宝塚大劇場のほうがチケットは取りやすい。第二に、ハード面でもソフト面でも日常から隔絶した世界だから。

・ヅカファンの人に「タカラヅカのどこが一番の魅力?という質問を投げかけると、おそらく、「観ると、なぜか元気になれるところかなあ?」といった答え方をする人が多いんじゃないかと思う。それは、劇画から抜け出てきたような男役が目の保養になる、とか、華やかな舞台で現実逃避する、といった表面的な話ではない。誰一人として手を抜かないダンス、役名もない「通行人」の懸命なお芝居、舞台のすみっこに立つ若手の笑顔など、一人ひとりのひたむきな姿勢から元気をもらうのだ。

・タカラダヅカのファンがこれほどまでにハマっちゃうのには、私が思うに、その理由はつぎの5つである。
 (1)じつは健全に楽しめる。
 (2)「育てゲー」的に楽しめる。
 (3)財布の中身に応じて楽しめる。
 (4)年代に応じて楽しめる。
 (5)「死と再生のプロセス」を追体験できる。

・チケットの価格は宝塚大劇場で3500~1万円、東京宝塚劇場で3500~11,000円。2009年になってS席、SS席の価格が値上がりしたのは困ったものだが、それでも、オペラや歌舞伎の1階席に比べれば安い。お金がないときはB席3500円で楽しめばいい。もっと苦しいときは、お気に入りの作品DVDを繰り返し観るとか、入り待ち、出待ちだけして帰るとか、それなりに楽しみ方はある。

・宝塚歌劇団には5つの組があり「花組」「月組」「雪組」「星組」「宙(そら)組」である。宝塚音楽学校を卒業した生徒たちは、宝塚歌劇団に入団し、全員で初舞台を踏んだ後に、5組のいずれかに配属される。運命の瞬間だ。年に数名から十数名程度の「組替え」(いわば人事異動)はあるものの、基本的には退団まで同じ組に所属する。そして、トップスター(主演男役)は、いわば社長である。なぜなら、あらゆる公演はすべてトップスターを中心につくられており、裏を返せばトップスターこそが「○組株式会社」の収益向上の鍵を握っているといっても過言ではないからだ。

・いったい、どのくらいトップスター中心主義なのかというと、まずホームグラウンドである宝塚大劇場と東京宝塚劇場で各組年間2本上演される作品、主演はすべてトップスター、そして、トップスターの魅力が最大限生かされる作品が選ばれる。場面ごとの演出も「トップスターがいかにカッコよく見えるか?」が重視される。極めつけは、あの有名なフィナーレだろう。トップスターは必ず、最後の最後に、巨大な羽根を背負って大階段の中心をゆっくり降りてくるのだ。すべての観客、そして出演者に迎えられながら。

・トップスターの任期は決まっているわけではないが、最近はおおむね2~5年で交替する場合が多い。トップが替わるたびに「新生○組」といった表現がよく使われるが、実際トップスターが替わるごとに、組の雰囲気も一新する。なりたてのトップスターというのは、就任したばかりの若社長の顔をしている。初々しくて、「自分カラー」で組をまとめるのに必死で、ちょっと余裕がない。一気に痩せて顎が尖ってファンを心配させたりする。だが私は、この時期のトップスターの健気な表情に胸キュンだ。

・新人公演は、本公演期間中に1回だけ、同じ演目を入団7年目以下の若手だけで行う、いわば、トップスターへの登竜門ともいうべき公演だ。毎公演、「誰が新人公演の主役をやるのか」はファンの大きな関心事だた。そして筋金入りのファンは、ここで明日のスターの発掘にいそしむ。このため、新人公演のチケットは、毎回超人気のプラチナチケットとなる。

・☆タカラヅカトップスターすごろく
 宝塚音楽学校受験→合格→予科生→本科生→初舞台でラインダンス→初ぜりふ→初めて役がつく→新人公演でいい役がつく→CS放送「スカイ・フェアリーズ」に選ばれる→若手グループで銀橋を渡る→新人公演主演→大階段を真ん中で降りる→衣装が次第に派手に→バウホール公演主演→ディナーショー開催→銀橋をひとりで渡る→公演ポスターに写真が載る→二番手→「歌劇」の表紙を飾る→ゴール トップスター

・タカラヅカというところは、「序列」がものすごく大切にされる世界だ。まず、5つの組の表記。これは必ず、歴史の古い順に「花月雪星宙」である。最初にできたのが花組と月組(1921年)。3年後の1924年に雪組、1933年に星組ができた。1998年に新しく宙組がつくられたときのニュースは、ご記憶の方もおられるのではないかと思う。もちろん、花組が一番ステータスが高いということではない(花組ファンの人はそう信じているが)。生徒の並び順にも厳然としたルールがある。まず「年功序列」だ。これは実際の年齢ではなく、歌劇団への入団年によって決まる。では、同じ年に入団した同期はどうなのか?これはズバリ「成績順」である。成績というのは、歌や踊りの試験の成績のこと。ちなみに、月組、星組のトップとして活躍した美貌の娘役、檀れいは入団時の試験の成績が最下位だったから、初舞台のころの彼女の名前は、同期のなかで常に一番最後に掲載されている。しかも、試験は入団5年目を最後にもう行われない。だから、それ以降はこの最後の試験の成績が在団中ずっと付きまとうことになる。この「年功序列&成績順」と並び立つ序列がタカラヅカにはある。それが「成果主義」、すなわちスター度数とでもいうべき序列で、その頂点に立つのがトップスターである。この序列は、舞台における衣装の華やかさ、群舞の場面における立ち位置、フィナーレの大階段を降りる順などで厳然と示される。そして、「年功序列」と「成果主義」のダブルスタンダードが絶妙な形でミックスされているのが、公演プログラムに掲載されている顔写真一覧だ。前半は、スター路線の生徒たちが写真の大きさや掲載順などによってランク付けされているが、ページをめくるごとに、そこに「年功序列」ルールが入り混じってくる。

・チームワークの形成に重要な役割を果たしているのが、「宝塚音楽学校」での2年間だ。未来のタカラジェンヌたちは、この学校で歌やダンス、演劇などと同時に、舞台人の基本たるチームワークを徹底的に叩き込まれるのだ。「稽古場の床を粘着テープを使って掃除する」「廊下を直角に曲がって歩く」などの厳しい教育で有名な音楽学校だが、予科生(1年生)のなかで誰かひとりがミスを犯した場合も、全員が本科生(2年生)に厳しく叱られるという。一見、異常とも思えるこの慣習を通じて、予科生たちは「舞台というものは、誰かが「自分ひとりぐらい、いいや」と勝手なふるまいをしただけで、全体が台無しになってしまうものだ」ということを学ぶのだ。いっぽうの本科生は、教える立場の人が持っていなければならない緊張感、責任感を学ぶのだろう。怖い先輩であり続けるのも、なかなか大変なことだ。こうして、未来のタカラジェンヌたちは「舞台は全員でつくるもの」ということを骨の髄まで叩き込まれる。これが歌劇団の「鉄壁のチームワーク」を形作り、カンパニーとしての底力となっていく。

・ちなみに1988年~1992年の5年間に入団した生徒200人のうち、新人公演の主演経験者は男役15人、娘役17人、宝塚バウホール公演の主演経験者は男役16人、娘役11人、トップスター(主演男役)の座についたのは9人、トップ娘役(主演娘役)の座についたのは10人である。トップスターへの階段は狭く険しいのだ。

・10代後半で宝塚音楽学校に入り、舞台人としての基礎を2年間学んだ後に宝塚歌劇団に入団、新人公演、宝塚バウホールでの主演などの経験を積んだ後、入団後10数年でトップスターに就任する。これが「タカラヅカトップスターすごろく」における理想的なコマの進め方だ。そのとき彼女は30代前半。その後2~5年程度、トップをつとめた後に歌劇団を退団するのがお約束。なお、結婚が決まったら退団するのがタカラヅカの不文律。

・もし、あなたがはじめてタカラヅカの客席に座ったとしよう演目は何でもいい。すると、向こう3時間に必ず以下のようなことがおこる。
 ・まず、最初の1時間半は「お芝居」である。主人公は必ず二枚目の男性と決まっている(法則1・・女性は絶対に主人公にならない)。
 ・彼は波乱万丈のドラマに巻き込まれ、必ず美しい女性と恋に落ちる。その間、きっと3回はツッコミを入れたくなるところがあるだろう。だが、細かいことをいちいち問題にしてはいけない。とにかく、主人公がカッコよければすべて許されるのだ。(法則2・・ストーリーの矛盾をついてはいけない)。
 ・ふと衣装に目をやると、これまたかなり不思議である。二枚目主人公は、異常に袖口がふくらんだブラウスや、膝を超えて腿まで届かんばかりのブーツをはいていたりする。それが4世紀の高句麗の話であっても、ブーツをはいている(法則3・・タムドクもブーツをはく)。
 ・ドラマのクライマックス、瀕死の主人公の長髪がほどけ、息も絶え絶えに長い告白をしたりする(法則4・・死に際に髪がほどける)。
 ・30分ほどの休憩を挟んだ後は1時間ほどの「ショー」が待っている。こちらは、前半よりさらに頭をカラッポにして楽しむのあよい。キラキラの衣装を身に着けたトップスターもカッコいいが、一糸乱れるダイナミックな群舞も気持ちがいい。「フッ」「ハッ」というワザとらしい掛け声さえも、やがていとおしく感じはじめるだろう(法則5・・隅っこで踊る人たちも一生懸命)。
 ・実は音楽は生のオーケストラだ。ときに日舞でさえ生オケの演奏で踊ってしまったりする(法則6・・生オケにあわせて日舞を踊る)。
 ・ショーもひととおり盛り上がったところで、若手メンバーによるラインダンスがはじまったら、いよいよ終盤だ(法則7・・毎回1度はラインダンスがある)
 ・締めは、大階段でのパレード。出演者がつぎからつぎへと降りてくる。スタークラスは羽根を背負い、センターでひとりで歌いながら降りてくる。この羽根は後に降りてくる人ほど巨大化し、ラスト、孔雀級の羽根を背負ったトップスターが、出演者全員に迎えられながら厳かに降臨する(法則8・・羽根による階級制)。
 以上は「芝居」+「ショー」の2本立ての場合。タカラヅカの公演はこれが基本パターンなのだが、たまにお芝居1本立ての場合もある。

・観劇前に必ずプログラムを購入し、スターの顔写真をチェックしよう。トップスター、トップ娘役、二番手スターのスーパートライアングル3名については、1ページまるごとサイズの巨大写真が、次世代トップ候補生たちも少し大きめの写真が掲載されているはずだ。

・おすすめなのが、「8人ダンス場面チェック」だ。ショーのなかでは、次世代スター候補たちだけを6~8名程度集結させた「オイシイ」群舞場面が必ずあるのがお約束。ちなみに、前後2列で踊る際に後ろの列の両端で踊っている人は、注目の若手である可能性が高い。それから、銀橋に3~6名ほどの男役が出て歌い踊る場面、これも次世代スター候補集結の「オイシイ」場面であることが多い。

・タカラヅカの公演には、大きく分けて3つのタイプがある。ひとつは、宝塚大劇場および東京宝塚劇場での本公演。ふたつめは、宝塚バウホールや日本青年館(東京)での少人数公演。3つめは、全国各地の劇場を巡業する「全国ツアー」と呼ばれる公演だ。このうち、はじめてのタカラヅカにおすすめなのは、何といっても本家本元、宝塚大劇場および東京宝塚劇場での公演だ。なぜなら、「大階段」に「銀橋」という、タカラヅカならではのセットがあるのはこのふたつの劇場だけだから。また、約80名の組メンバー全員による迫力の舞台こそ、タカラヅカの醍醐味である。ほぼ毎日公演しているので、思い立ったときにいつでも観に行くことができる。

・私のおすすめは、「何の話題性もない」お芝居とショーの2本立てだ。「何の話題性もない」というのは、ひとつには「ベルばら」や「エリザベート」のようによく知られた作品ではないというkと、もうひとつは、トップスターのサヨナラ公演ではないということ。これこそが「タカラヅカの定番」なのだと私は思う。なぜ、「何の話題もない」お芝居とショーの2本立てがおすすめなのかというと、理由のひとつは、やっぱりチケットがとりやすいこと。せっかくなら、金銭的に許す範囲で、できるだけいい席で観てほしい。そして理由のふたつめが重要なのだが、この定番パターンにこそ、タカラヅカのエッセンスが凝縮されているからだ。ツッコミどころ満載(?)のお芝居と、タカラヅカならではのショー。この両方を満喫してほしいと思う。

・もし、個人で普通にチケットを確保しようと思ったら「一般発売日に「ぴあ」などに電話をかける」「カード会社などの貸切公演の抽選に応募する」「「宝塚友の会」に入会し、先行発売(抽選方式)に応募する」といった方法が考えられる。だが、これらはいずれも「運」頼み。

・代表的なものに、定価以下限定のチケット掲示板「おけぴ」がある(http://okepi.net/)。都合で行けなくなったチケットやダブって取れたチケットなどがズラリと掲載されているから、自分の希望に合うチケットを探して、画面の指示に従って持ち主に「問合せ」をすればよい。

・同じ公演のチケットのなかにも人気の格差はある。まず重要なのは日時。平日よりも土日は圧倒的に人気だし、初日、千秋楽や新人公演などの特別な日は別格だ。また、どんな公演でも、どんな日でも、前から10列目以内でセンターブロックのチケットは常に人気がある。

・劇場には、別にドレスコードはないし、フリルのついたブラウスを着ていかなければならないということもない。日々「入り待ち」「出待ち」をする熱心なファンはむしろ、動きやすさと耐寒性(冬場は重要)、そして安さ(その分のお金をチケット代に回したいから)で服装を選んでいる。

・劇場は開演30分前には開場しているので、余裕を持って到着しよう。せっかくなので、プログラム(1000円)は購入してもいいと思う。上演作品のあらすじと配役、出演者の顔写真に加えて、各場面ごとの出演者がすべて明記されているのが、タカラヅカの公演プログラムの大きな特徴だ。子供向けの座席クッションの貸し出し(無償)もあるし、オペラグラスの貸し出しサービスもある。ちなみにファンは全員「マイオペラ」を持参してくるので借りる人はいない。

・私が思いつく、客席で品格のない人ワースト10はつぎのような人たちである。
 (1)携帯の着信音を鳴らしてしまう人
 (2)観劇中に、お弁当などのビニール袋から品物を出し入れして、シャカシャカと音をさせる人
 (3)椅子から身を乗り出して観劇する人
 (4)隣の席の人とずっとおしゃべりをしている人
 (5)上演中も音を立てて飲食を続ける人
 (6)客席のひじ掛けを無遠慮に占領してしまう人
 (7)無意味に髪を高く結い上げてくる人、帽子をかぶったままの人
 (8)いびきをかいて寝ている人
 (9)贔屓のスターが登場したときだけ異様に大きな音で拍手を送る人
 (10)カメラやビデオでの撮影、録音をこっそりする人


<目次>
まえがき 人生で必要なことはすべてタカラヅカで学べる!
第1章 男がタカラヅカを観る10のメリット~このまま食わず嫌いでいいのか?~
 〔おトク感その1〕人脈が広がる
 〔おトク感その2〕妻や娘との関係が修復される
 〔おトク感その3〕意外と教養が身につく
 〔おトク感その4〕右脳が鍛えられる
 〔おトク感その5〕客席でモテる
 〔おトク感その6〕客席以外でもモテる
 〔おトク感その7〕トイレにすぐ入れる
 〔おトク感その8〕関西出張の楽しみが増える
 〔おトク感その9〕美人観察ができる
 〔おトク感その10〕とりあえず元気が出る!
第2章 なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか~知るほどにハマるタカラヅカの強さ~
 「ヅカファン」と「そうでない人」の格差
 勉強熱心なヅカファン
 ハマり続けられる5つの理由
 リスクのない恋愛
 「恋する乙女」の再生産
 劇場は「通う」もの
 ほどほどリーズナブルなタカラヅカ
 「女の人生」にリンクするタカラヅカ
 受け継がれるツカファンDNA
 タカラヅカは不老長寿の妙薬
第3章 タカラヅカに学ぶ組織マネジメント
 トップスターは社長のようなもの
 ファンも組織の一員
 トップスターの必要条件とは?
 タカラヅカ流、若手育成の秘密
 年功序列と成果主義
 真の魅力は舞台の隅にあり
第4章 タカラヅカで女を磨く!
 素顔で勝負の「AQUA5」
 トップスターという「夢」
 チャンスをものにする力
 タカラヅカ発、輝くアラフォーの星
 娘役変遷論
第5章 歴史と文化から見るタカラヅカ
 能、文楽、歌舞伎、そしてタカラヅカ
 「エリザベート」に見るタカラヅカ伝統芸能化!?
 生みの親、小林一三
 戦争と震災を乗り越える
 タカラヅカ男子部
 ヅカファンとテツの深い関係
 タカラヅカ、100周年に向けて
第6章 「偉大なマンネリ」を堪能する
 観る前に知っておきたい10の「お約束」
 3つの視点から「偉大なマンネリ」を楽しむ
 「愛こそすべて」なタカラヅカ
 名作の陰に「婚外恋愛」あり
 ジャパンキッチュなタカラヅカ
 「タカラヅカ的階級制」の楽しみ方
第7章 レッツトライ! タカラヅカ~初心者観劇ガイド~
 まず何から観たらいいのか?
 「チケット完売」でも諦めない
 宝塚チケットに見る「需要と供給の法則」
 トダキャンはやめて
 夢の3時間の楽しみ方
 カンゲキの品格
あとがき
クイズの答えと解説

面白かった本まとめ(2009年下半期)

<今日の独り言>
カッターを使って、分厚いダンボールを切っていると、突然その刃が折れて左手親指の爪に突き刺さり、血が噴出してきました!痛~い!!しかも人差し指の指先もしびれる!!幸いなことに爪だったので、大惨事?は防げたのですが、それにしても爪部分って痛いんですね^_^;)

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