<金曜は本の紹介>
「伸びる子には秘密がある(石井郁男)」の購入はコチラ
この本は、特に小学生の能力を伸ばすコツについて書かれた本です。
具体的に国語や算数、社会、理科の勉強法や低学年・中学年・高学年学力向上プラン、夏休みの過ごし方についても書かれています。
特に、褒めることは大事なこと、音読は大切なこと、歩いたり走ったりして体力をつけることは大切ということは共感を得ました。
小学生の子どもを持つ親にはぜひ参考にして頂きたいと思う本です。
とてもオススメです!!
以下はこの本のポイント等です。
・「勉強の目的は<利他>、結果的に<利己>にもつながる」と考えるのが正しいのではないでしょうか。勉強は、将来世に出たときに、本当に人の役に立つ仕事ができる人間になるためなのだと思います。
・辛抱強さを育てるコツは、好きなことから始めることです。誰にも好みというものがあります。好きなことは、どんなに困難なことがあってもくいついていくのが人間なのです。「好きこそものの上手なれ」なのです。「一芸に秀でる者は多芸に通ず」ともいいます。まず一つに熱中し、それに成功すれば、それをほかにも応用できます。勉強のコツがわかってくるはずです。
・「ほめられれば”やる気”が出るし、叱られるとくじける」、それが人間なのです。「ほめる7割、叱る3割」が理想だといわれています。「この子のよいところを見つけ、伸ばしてやりたい」この願いを常日ごろ心がけていれば、しだいにほめ上手のお母さんになれるものです。
・果物の皮むきや、自転車乗りなど、少しぐらい危なくても、お子さんにいろいろと経験させてほしいと思います。「経験は人を賢くする」のです。
・目標・工夫・根気、この3つが「すぐれた勉強法」といえそうです。大切なことは、小学生にふさわしい目標・工夫・根気を考えることだと思います。
・いろいろと質問してください。低学年の子どもの話し方の特徴は、大切なことがよく抜けていることです。「5W1H」-いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように-で少しずつ尋ねていくと、自然に話し方の要領を覚えていくと思います。
・作文が上手になるコツがあります。それは「1つのことを詳しく書く」ということです。
・計算力は、使った紙と鉛筆の消費量に比例して伸びます。
・公民館・郷土館・資料館・歴史博物館などへ出かけてみましょう。歴史への興味がわいてくることうけあいです。
・「歴史マンガ」を読んでいると、教科書の理解がスムーズに進みます。マンガと教科書を車の両輪と考えてください。
・勉強法・3つのポイント
①お子さんに夢をもたせる。
②集中力をつけるカギ、「締め切り効果」を使う。
③努力のあとが目に見える工夫をする。
・低学年のうちは、何度も何度も教科書を声を出して読む練習をさせましょう。すらすらと読めるようになることが大事です。すらすら読める子は、意味もわかります。中学年までは、声を出して読む「音読」が大事なのです。
・キャンプ生活の中に探検・料理・川遊びなど、自然にじかに触れるような体験を大人が仕組んでやれば、子どもたちはたくましく成長することでしょう。
・夏休みの過ごさせ方・3つのポイント
①夏休みにしかできない、本物の体験を。
②苦手教科書克服に、絶好のチャンス。
③親子で話し合い、めあてをしぼる。
・歩くこと、走ることが体力をつけるうえでいちばん大切なことです。子どもたちの大好きなサッカーや野球などのスポーツの基本は走ることです。10分間、頭をまっすぐにして背中を伸ばして、少しだけ速足で歩きます。これだけで、生活全体がピリッとしてます。頭の働きもグーンとよくなります。子どもは健やかに成長しますし、大人だと老化防止にもなります。
<目次>
文庫版まえがき
はじめに
1章 伸びる子には秘密がある
①親ゆずりの無鉄砲
②素直な子と理屈っぽい子
③好奇心旺盛な子と熱中する子
④得意をつくる
2章 勉強嫌いという前に
①意欲を育てる
②まずやってみる
③すぐれた勉強法
3章 頭の中はどうなっている
①脳についての基礎知識
②頭の右と左は別の仕事をしている
③頭の中に橋がかかっている
④速く歩くだけで頭がよくなる
4章 伸びる子の学習
国語の勉強法
①国語のできる子の秘密
②一、二年生の段階
●おしゃべり大好き
●いろいろな言葉遊びz
③三、四年生の段階
●すべての教科の土台は国語力
●漢字は分解して覚える
●面白い本から読み始める
●一つのことを詳しく書く
④五、六年生の段階
●「国語辞典」に相談する
●本は世界旅行のパスポート
●「百人1首」で古文に強くなる
⑤すべて体験が土台
算数の勉強法
①算数は世界共通語
②一、二年生の段階
●具体的なイメージを与える
●小遣いを持たせる
●絵を描かせてみよう
③三、四年生の段階
●式には意味がある
●計算力は紙と鉛筆の消費量に比例する
④五、六年生の段階
●数を変えても数の関係は変わらない
●ヴィーチャはどうして立ち直ったのか
●わかるところまで戻ろう
社会の勉強法
①一、二年生の段階
●自然の中で
●遊びの天才
②三、四年生の段階
●地図に親しむ
●地域の人々の暮らし
③五、六年生の段階
●伝記が大好きな子
●歴史マンガを読む
理科の勉強法
①理科のできる子の秘密
②一、二年生の段階
●ポケット図鑑を手にして
●親子で楽しむ自然との遊び
③三、四年生の段階
●「背番号4」の科学読み物
●博物館で本物を実感しよう
④五、六年生の段階
●不思議発見の種をもち続ける
●親子の科学探検
●ノートで学習の整理尾wする
⑤未知の世界を再発見
●恐竜の世界にようこそ
●理科工作のスペースワールドを
5章 自分を伸ばす勉強法を手に入れよう
①子供は勉強に欲がない
②勉強の目的をもたせる
③締め切り効果をきかそう
④努力のあとが見える工夫をする
⑤テストは学校からのカルテ
6章 子どもの発達段階と学力向上プラン
低学年学力向上プラン
①勉強の習慣は1年生から
●なぜ一年生からなのか
●勉強させてほめる
②絵本と友達になろう
●子どもは絵本が大好き
●お母さんの読み聞かせ
中学生学力向上プラン
①勉強の基本は教科書の読み
●音読が大切
●音読は練習すれば上手になる
②文章題が解けるようになる
高学年学力向上プラン
①歴史学習を好きになろう
●歴史はドラマだ
●見る、聞く、調べる
②ニュートンの少年時代
7章 夏休みの過ごし方
①夏休みに子どもは伸びる
②子どもたちの願い
③本物の感動体験を
④苦手克服の絶好のチャンス
⑤めあてをしぼる
8章 子どもの可能性は無限
①あなたの夢はなんですか
②心のアンテナを張る
③ゆっくり時間を紡ぐ
④心の窓を開く
⑤《ビタミン愛》をもとう
⑥世界とつながる時代へ向かって
⑦学習への集中力、三つのヒント
9章 生き生き生活プラン
①大いに遊べ
②読書の好きな子と嫌いな子
③君も家族の一員なのだ
④家で豊かな体験を
10章 「子育て」は知恵を育てること
①「知恵」とは何か
②頭をよくする食事
③脳をイキイキ働かせる
おわりに
面白かった本まとめ(2009年上半期)
<今日の独り言>
新宿から大宮に行こうと思って湘南新宿ラインに乗ったのですが、途中下車が池袋と赤羽だけなので、あっという間に着いて驚きました!早い!!電車好きな息子も大喜びです^_^;)
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この本は、特に小学生の能力を伸ばすコツについて書かれた本です。
具体的に国語や算数、社会、理科の勉強法や低学年・中学年・高学年学力向上プラン、夏休みの過ごし方についても書かれています。
特に、褒めることは大事なこと、音読は大切なこと、歩いたり走ったりして体力をつけることは大切ということは共感を得ました。
小学生の子どもを持つ親にはぜひ参考にして頂きたいと思う本です。
とてもオススメです!!
以下はこの本のポイント等です。
・「勉強の目的は<利他>、結果的に<利己>にもつながる」と考えるのが正しいのではないでしょうか。勉強は、将来世に出たときに、本当に人の役に立つ仕事ができる人間になるためなのだと思います。
・辛抱強さを育てるコツは、好きなことから始めることです。誰にも好みというものがあります。好きなことは、どんなに困難なことがあってもくいついていくのが人間なのです。「好きこそものの上手なれ」なのです。「一芸に秀でる者は多芸に通ず」ともいいます。まず一つに熱中し、それに成功すれば、それをほかにも応用できます。勉強のコツがわかってくるはずです。
・「ほめられれば”やる気”が出るし、叱られるとくじける」、それが人間なのです。「ほめる7割、叱る3割」が理想だといわれています。「この子のよいところを見つけ、伸ばしてやりたい」この願いを常日ごろ心がけていれば、しだいにほめ上手のお母さんになれるものです。
・果物の皮むきや、自転車乗りなど、少しぐらい危なくても、お子さんにいろいろと経験させてほしいと思います。「経験は人を賢くする」のです。
・目標・工夫・根気、この3つが「すぐれた勉強法」といえそうです。大切なことは、小学生にふさわしい目標・工夫・根気を考えることだと思います。
・いろいろと質問してください。低学年の子どもの話し方の特徴は、大切なことがよく抜けていることです。「5W1H」-いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように-で少しずつ尋ねていくと、自然に話し方の要領を覚えていくと思います。
・作文が上手になるコツがあります。それは「1つのことを詳しく書く」ということです。
・計算力は、使った紙と鉛筆の消費量に比例して伸びます。
・公民館・郷土館・資料館・歴史博物館などへ出かけてみましょう。歴史への興味がわいてくることうけあいです。
・「歴史マンガ」を読んでいると、教科書の理解がスムーズに進みます。マンガと教科書を車の両輪と考えてください。
・勉強法・3つのポイント
①お子さんに夢をもたせる。
②集中力をつけるカギ、「締め切り効果」を使う。
③努力のあとが目に見える工夫をする。
・低学年のうちは、何度も何度も教科書を声を出して読む練習をさせましょう。すらすらと読めるようになることが大事です。すらすら読める子は、意味もわかります。中学年までは、声を出して読む「音読」が大事なのです。
・キャンプ生活の中に探検・料理・川遊びなど、自然にじかに触れるような体験を大人が仕組んでやれば、子どもたちはたくましく成長することでしょう。
・夏休みの過ごさせ方・3つのポイント
①夏休みにしかできない、本物の体験を。
②苦手教科書克服に、絶好のチャンス。
③親子で話し合い、めあてをしぼる。
・歩くこと、走ることが体力をつけるうえでいちばん大切なことです。子どもたちの大好きなサッカーや野球などのスポーツの基本は走ることです。10分間、頭をまっすぐにして背中を伸ばして、少しだけ速足で歩きます。これだけで、生活全体がピリッとしてます。頭の働きもグーンとよくなります。子どもは健やかに成長しますし、大人だと老化防止にもなります。
<目次>
文庫版まえがき
はじめに
1章 伸びる子には秘密がある
①親ゆずりの無鉄砲
②素直な子と理屈っぽい子
③好奇心旺盛な子と熱中する子
④得意をつくる
2章 勉強嫌いという前に
①意欲を育てる
②まずやってみる
③すぐれた勉強法
3章 頭の中はどうなっている
①脳についての基礎知識
②頭の右と左は別の仕事をしている
③頭の中に橋がかかっている
④速く歩くだけで頭がよくなる
4章 伸びる子の学習
国語の勉強法
①国語のできる子の秘密
②一、二年生の段階
●おしゃべり大好き
●いろいろな言葉遊びz
③三、四年生の段階
●すべての教科の土台は国語力
●漢字は分解して覚える
●面白い本から読み始める
●一つのことを詳しく書く
④五、六年生の段階
●「国語辞典」に相談する
●本は世界旅行のパスポート
●「百人1首」で古文に強くなる
⑤すべて体験が土台
算数の勉強法
①算数は世界共通語
②一、二年生の段階
●具体的なイメージを与える
●小遣いを持たせる
●絵を描かせてみよう
③三、四年生の段階
●式には意味がある
●計算力は紙と鉛筆の消費量に比例する
④五、六年生の段階
●数を変えても数の関係は変わらない
●ヴィーチャはどうして立ち直ったのか
●わかるところまで戻ろう
社会の勉強法
①一、二年生の段階
●自然の中で
●遊びの天才
②三、四年生の段階
●地図に親しむ
●地域の人々の暮らし
③五、六年生の段階
●伝記が大好きな子
●歴史マンガを読む
理科の勉強法
①理科のできる子の秘密
②一、二年生の段階
●ポケット図鑑を手にして
●親子で楽しむ自然との遊び
③三、四年生の段階
●「背番号4」の科学読み物
●博物館で本物を実感しよう
④五、六年生の段階
●不思議発見の種をもち続ける
●親子の科学探検
●ノートで学習の整理尾wする
⑤未知の世界を再発見
●恐竜の世界にようこそ
●理科工作のスペースワールドを
5章 自分を伸ばす勉強法を手に入れよう
①子供は勉強に欲がない
②勉強の目的をもたせる
③締め切り効果をきかそう
④努力のあとが見える工夫をする
⑤テストは学校からのカルテ
6章 子どもの発達段階と学力向上プラン
低学年学力向上プラン
①勉強の習慣は1年生から
●なぜ一年生からなのか
●勉強させてほめる
②絵本と友達になろう
●子どもは絵本が大好き
●お母さんの読み聞かせ
中学生学力向上プラン
①勉強の基本は教科書の読み
●音読が大切
●音読は練習すれば上手になる
②文章題が解けるようになる
高学年学力向上プラン
①歴史学習を好きになろう
●歴史はドラマだ
●見る、聞く、調べる
②ニュートンの少年時代
7章 夏休みの過ごし方
①夏休みに子どもは伸びる
②子どもたちの願い
③本物の感動体験を
④苦手克服の絶好のチャンス
⑤めあてをしぼる
8章 子どもの可能性は無限
①あなたの夢はなんですか
②心のアンテナを張る
③ゆっくり時間を紡ぐ
④心の窓を開く
⑤《ビタミン愛》をもとう
⑥世界とつながる時代へ向かって
⑦学習への集中力、三つのヒント
9章 生き生き生活プラン
①大いに遊べ
②読書の好きな子と嫌いな子
③君も家族の一員なのだ
④家で豊かな体験を
10章 「子育て」は知恵を育てること
①「知恵」とは何か
②頭をよくする食事
③脳をイキイキ働かせる
おわりに
面白かった本まとめ(2009年上半期)
<今日の独り言>
新宿から大宮に行こうと思って湘南新宿ラインに乗ったのですが、途中下車が池袋と赤羽だけなので、あっという間に着いて驚きました!早い!!電車好きな息子も大喜びです^_^;)